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「龍」というのは
物事の流れのことを言うんです。
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物理的な流れのあるものから
思考や意識の流れもそう。
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人間の中、そうそう、
あなたの中にも「龍」が棲むんですよと言ってあげると
皆さん、ぽかーんと口を開けるけど、
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大動脈から毛細血管に至る血液の流れもそうだし、
手指を動かす神経の電気の流れもそうだ。
爪や髪の毛が伸びてゆくこともそう。
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難事が起こった時の解決策を巡らせることも
「龍」なんだと思うし、
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他人に影響されると、
たちまち滞ってしまう 繊細なベクトルを持った、
自分オリジナルの思考もそう。
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女性のホトの中には
人間の中でも最も大きな「龍」がいて、
善き龍を招いて子を身ごもり、
新しい命を産むという、人類にとって
大きな流れを司ってます。
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その「龍」が活発だと元気で
善き龍の子を産んで、ともに育てるだろうけど、
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不活だと、出会いの前、男の龍を選択する時点から
病んじゃうわけです。
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一方、
宇宙の森羅万象も地球の自転も、
流れを持った龍そのものだし、
お月様の公転や潮の満ち引きなんて、龍の基本だよね。
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そして人の営みに必要な、川の流れや地下水脈、雨、
マグマの動き、気流なんかの
森羅万象の流れも「龍」であって、
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人はその普遍性を畏敬して
「龍神」と成して崇め、信仰します。
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そしてそれは明確な神格を持っていて、
人知を超えた長大な流れを司るエネルギー体として
流れ、渦を巻き、煮えたぎり、吹きすさびながら、
ちゃんと存在してくださっています。
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要は、
その大きな龍神さまと、あなたの龍ちゃんを
どうやって仲良くお付き合いさせればいいかって
そんなことなんですよ。
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それを【龍神信仰】と言っていて、
生きている人が やさぐれずに、
身体と心の流れを、森羅万象と同調させて、
その恩恵を暮らしのいろんなところに
活用しようとする、人類で最も古い信仰の形態です。
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巡禮記では「龍」というものを私物化したり、
誰か（人）のために特別に存在するという考え方は一切せずに、
あなたの命そのものを「龍」として取り扱い、
普遍的な「龍神さま」と良好なお付き合いをしていただくために
みなさんにお話をしたり、
一緒にお出かけしたりしています。
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巡禮記 先達
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画像は中国大陸からの龍脈が
地下に潜り込む地点。この拝所（うがんじょ）の周囲
全体がそうです。
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