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龍をつかむ、龍神を取り入れるって とても簡単なことです

投稿日:2018年5月12日 更新日:

人って、おおよそのことを先人から学ぶし、
成しとげたいことってのは、
たいていその複製に近いもの(真似・まね)だと思います。

それはとても現実的で、
空想のものや、理屈だけのものってのは、まったく無くて。
願いを重ねれば重ねるほど
空想に逃げたらあかんよって、石のような堅固な意識を伝えてくれます。

また、つかんでゆく様々なことも、
「機会」とか「きりかえ」などの
「さあこれからが動き時ですよ!」って
その祈りの結果に近づける「入り口」を指し示してくれるだけだと思います。

神社やお寺に行って
あなたが自分の願いを立てるときに、
・お宮を取り巻く石垣や、
・鳥居を建てた人の銘板や、
・仏前のお供えの名前を見ることを無視してませんか?

これね、この神社の神様や、お寺の仏さまに
「願いが叶えられて、さらに果敢に次の目的にチャレンジしている人の姿」
そのものなんですよ。

つまり「先人」たちの実例なんです。

ご神気や、太古や、偉大なる~とか、パワースポットとかの言い出しで
人を現実から離そうとする指導者は、
その実例からできるだけ人を遠ざけようとしますが、

巡禮記で自分の祈りを磨いてゆこうとする人は、
この実例を無視せずに学んで、トレースしていただきたいと思うのです。

なぜ、生田神社の本殿裏門の貴重な場所に、
太陽神戸銀行(現、三井住友銀行)や竹中工務店、関西の電鉄会社は自分の名を刻んだのか?

なぜダイエーグループ創業者の中内功さんは、石垣の端の目立つところに
自分の位置を定めたのか?

なぜこの場所に、船会社が集合しているのか?

なぜこのお宮の周囲は、酒造会社ばかりなのか?

このように、たった一つの神社を例としても、
それらの人々が成し遂げた「実現」のモニュメントに
自分の人生をご神仏とともに重ねて功を成していった痕跡があります。
実はその功績や途上の道筋のことも「龍」そのものであるし、
そして、それを学んで追従してゆくと、それは「龍神」となって
自分の中に入って来るってことを忘れないようにしてくださいね。

そして、その龍をつかんだり、龍神を取り入れることだけは
「他人にやってもらうことではない」はずです。

つまり、自分一人でできる、とても簡単なことなんです。

・まず、架空の人や、膨大な非現実な言葉を祓い清め、
・実績を刻んだ先人に想いを馳せ、
・それを学んで追従してゆこうとする
エネルギーを養って、
・その宮やお寺のご神仏様に願いを立ててゆくってことだけですから。

もちろん、すでに祀られている龍神社の明神様や、
権現様へのお参りに加えて龍を感得なさってくださいね。

実績を築き、その場に名を刻んだ人たちは、
しっかりとその宮や、お寺のご神仏様の「眷属神」となって、
石に名を残すことによって、ご神仏の手伝いをなさっておられますし、
これらの魂のことを「ご心霊」とも呼びます。

聖地の参拝に、またひとつ楽しみが増えましたね。


 

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