巡禮記へんろプロジェクト 2024年7月6~7日をスターティングに
西国三十三ケ所観音霊場を巡るツアーを始めます
巡禮記は2023年に四国八十八カ所遍路を満願し、次は西国観音霊場を巡礼することにいたしました。
ご参加者全員の満願を期すため、各スケジュールの終わりに全員で次のスケジュールを策定するという、数年かけた無理のない企画にしたいと思っています。
ですので、おさそいはこの1記事のみになります。
●花山法皇(かざんほうおう)が復興供養した観音霊場
西国三十三ケ所観音霊場へんろは、1300年前に長谷寺の徳道上人が発案した巡礼ルートを花山法皇が丁寧に整備して供養し、大きな企画にしたもの。
おりしもNHKの大河ドラマ(紫式部さんね)で登場する、かの花山天皇です。
奇行ばかりが取りざたされてますけど、2年間の天皇在位後にご出家なさって以降は修行三昧に入り、巡禮記でもその足跡を供養させていただいたこともありますのでご存じの方は多いと思います。
単に阿保でしたら、このように「観自在菩薩」に深く帰依なさった痕跡などは確認すらできないし、ましてや霊場巡礼なんて企画も遺りませんよね。
しかし世紀をいくつも超えるこの素敵なプランは、法皇の信仰の深さと、深く民衆に対する救済の意識があったからこそ整備され、鎌倉時代から今日まで絶えることなく遺っているわけです。
これ、満願しないでどうすんの?
というくらい、時間と空気の密度の高い巡礼となりますし、
辛辣です。
流されるままにチープな方に進む人生にいい加減見切りをつけて、
カラ元気に埋もれて行こうとしている時間に、
自分の力を注いでゆく生き方、それに人生を転換してゆきませんか?
といってもピンとこない人の方が多いと思いますが、
円の暴落と今の政治、止まらない物価高、増えない給料、上向きにならない事業、戦争のある時勢というのは、嫌でも個人個人に生きにくさを覆いかぶせていますし、
それはもう、どーしよーもないことだからあきらめて毎日生きている自分。
仕事にも恋愛にも家庭にも、豊かな未来が見通せなくなってきてる。
それに気が付いた人は、ぜひご一緒しましょ。
三十三の観世音菩薩さまとのご仏縁、巡禮記の先達が結ばせていただき、
三十三の小言をいただけるようにいたします。
観音様の小言は結構しんどいですが、
ああ、それがあっての人生なんだって、死ぬ間際にわかりますし、てことは、
それがわからずに死んでいったご先祖様への何よりのご供養になってきますから、
三十三を満願するころには、生きやすい人生に体質が変わっているのに気がつきます。
巡禮記遍路プロジェクト❷
西国三十三ケ所観音霊場巡礼
第1回 2024年7月6~7(土日)
巡礼予定
第一番 青岸渡寺
第二番 金剛宝寺
第三番 粉河寺
四番行けるかなー?
⚫︎参加費
35,000円
事前にお振込みになります。
☆定員10名
⚫︎集合解散
ご参加者様に直接お伝えします
●先達 巡禮記 田中一人 松本育子
お申込はこちら
https://ws.formzu.net/fgen/S98130559/
~ 観音様の小話と先達のお役目 ~
観音様はとても辛辣です
他力の祈願で 自力を鍛えてくれる仏さまだから
● 観音様はたとえば、
誰かに巧みに騙されて、人生だいなしになってゆく人を見かねて
それを信じちゃだめよ!って助けてくれるか?
くれませんよ
神仏や観音の声色を使って人をだます者は後を絶たないから、
いくらそれを信じてはいけないと忠告しても
本人自身が自らの声で直接 観音に伺いを立てることができない限りその忠告は無駄になるから
と言われます。
観音様を直接慕う心が「他力」
鍛えられるのは騙そうとする者を見分ける「自力」
それが整ってようやく
祈願を聴いてあげることができるから
● 観音様はたとえば
右は天国、左は地獄ってことを
教えてくれるか?
くれませんよ
地獄を知らないと天国がわからないから
ですって
ですから先達は、「観音様を直接慕う」方法を身に着けていただくために
この遍路プロジェクトを進めてゆきたいと考えています。