創業者は知っていた

敗戦 つまり
政(まつりごと)が 国を治めるちからを失った瞬間
経済という 民の力の結集が その代わりを成し
国を困窮から救うことを

だから 「業を企てた」創業者は わき目も振らず
自らが信じ 神仏から下命されたその道を走りぬけ
「企業」という まことに尊い集団を創り上げ
まず自らが富み この国を救い続けた

これを 「経営」 という

この まことに小さな国を 「経」 を 「営」む その積み重ねで
「済(おさ)」めてきたから それを成し得た

これを「経済」と云う

かつて縁あって
この国の「経済」基盤の上に生きることができた私たちは
地球上のどの民族よりも礼儀正しく寡黙で
そして豊かな智慧を宿した「ニホンジン」と呼ばれる
伝説と誇りを与えられたこともある

敗戦と言う 政(まつりごと)の大失策を乗り越えるちからをも与えてくれた
その豊かな智慧は
この まことに小さな国の 国民のすべてを支える誇りであり
まことに大きく あり難いことだった

 

しかし

このところの 約40年間で
創業者のおよそすべては この世を去った

さらにこの10年間で
創業の意識を正当に継承できる 経を営む者
つまり「経営者」も この世を去った

政(まつりごと)は その国民の代表も
適切に選出できないくらい脆弱になり
民たちはもはや 一様にやさぐれはてた

人を観ることができる「銀行家」は死に絶え
銀行は弱者を相手に 街金と同じ仕事をするようになった

世間は「創業」ではない「起業」が流行している

人々は力尽き 成り行きを見守ることにも疲れてきた
愛されぬ男は病み 護られない女も病み
オトコとオンナの睦みあいも ことごとく乾いてしまった

この国の 今のすべてが これなのだ

でも男は 力を魅せよと云われる

縁あって その事
お伝えした方々のご苦労が これから世の中を支えてゆく

それを信じて 男の宿題は途方もなく重たい

田中一人


 

 


個人的な日常相談から企業顧問に至るまで
目にみえないからこそ大切にして、すべてを協調させ、
展開、打開、再開、成長を期し、
絞り込み、切り離し、説得し、融和させ結縁を図る。

巡禮記先達チームの二人がオンライン・対面で対応します。

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