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磐座 で 祈ること

投稿日:2018年11月5日 更新日:

巡禮記の姫路遠足のひとこま。

聖地、磐座と言われる

神域や御神体の前で大切にしてる姿勢は

ひとつだけ。

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【足しも引きもしない、

ただ素直に感性を開いた自分である】ことだ。

 

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その場に関する

人の噂やパワー?!云々は素通りさせていい。

どんなにすごいところかなんて知らなくていいし

どんなにすごい人のすごい「神の言葉」も

瑞々しい感性にフィルタリングされるなら

要らない。

 

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その場に連綿と重なる、人々の

見えない祈りの地層を感じて立つ。

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御神体に手を合わせるのは、

その地層に手を合わせるということ。

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時空を跨いで磁場をつないで

《存在し続ける》流れそのものに

大きな龍神を観て、

 

限りある命の時間を

愛おしく生きる祈りを重ねてみる。

 

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大昔から人々は、

命があること

命が続くこと

命が結ばれること

命が生まれること

命が育つこと

命が消えること

それを祈りにして 暮らしてきた。

 

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命の営みのすべてが

健やかにあるように、という願い。

 

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そんな切なる祈りを重ねてきた地層に

感性を開いて、ただ触れるだけで

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限りある命の時間を

愛おしく生きると決めたわたしの祈りが

そっと重なっていく。

 

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生きていることが祈りの結晶。

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神域と言われる磐座や巨石信仰の地に

巡禮記でご案内するときは、
わたしは先達として
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神域や御神体の前で大切にしてる姿勢は

 

ひとつだけ。だとお伝えしている。

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思考はぐるぐるしててもいい。

考えも思いもほっといて構わない。

それをどうこうしようとすること自体が

嘘になるのだから、放置でいい。

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ただ、五感のままに嘘がないこと。

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【足しも引きもしない、

ただ素直に感性を開いた自分である】

ことだ。

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そして、

《限りある命の時間を

愛おしく生きる祈り》を重ねてみる。

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それは、例えば、

時に  こんな言葉になって響く祈りのカタチ。

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わたしがわたしでよかった。

生まれて、よかった。

生きてきて、よかった。

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わたしがわたしである全部を許そう。

ぜんぶ、許そう。

ただ、いまを全部、許そう。

わたしはわたしを許します。

だって、大切なんだもの。

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よく生きてきたね。よく生まれてきたね。

あいしてる。

からだ、ありがとう。

わたしありがとう。

わたしがわたしで  ありがとう。

わたしのいのちで、よかった。

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お母さんの子でよかった。

お父さんの子でよかった。

お母さん、ありがとう。

お父さん、ありがとう。

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おかあさん、おとうさん、

わたしは生まれてよかったよ。

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生きて ここにいるよ。 

わたしは わたしを幸せに生きる。

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おじいちゃん、ありがとう。

おばあちゃん、ありがとう。

ご先祖さまたち、ありがとう。

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命つないでくれてうれしい。

生きて、ここにいるよ。

わたしはわたしを幸せに生きる。

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そして、

一緒に生きている誰かに

大切な子どもに

目の前にいてくれる人に

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共にいきてる人に

与えられたものに

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【存在】してくれることへの

ありがとうと愛おしさを感じてみる。

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ほら、生きてることが祈りの結晶でしょ。
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人は
 
自分への祈りが集まってできている。
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沢山の誰かからの祈りが集まって重なって
できている。
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生まれて、育まれて、ここにいる。
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神仏は、時空を跨いで 磁場をつないで《存在し続ける》流れそのもの。.

いつだってそこに祈り重ねながら、

限りある命の時間をめいいっぱい

自分らしく愛おしく生きる応援をくれるよ。

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