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巡禮記 女のおまいり 東寺レポ

投稿日:2017年2月17日 更新日:

今日はありがとうございました(^▽^)
何十回も通った東寺に、こ~んなお参りの「仕掛け」が整えられていたなんて、
初めて知りましたっ!!
一番心に残ったのは「おつなぎする」という言葉。
これまで迷いながら進んできた道、迷いながらなしてきた事、絡み合ったご縁、
一旦ほどいてつなぎなおしていただいた気がします。
ありがとうございました。次回のお参りも楽しみにしています。


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冷たい冬風に晴れ晴れとした天気
よいお詣りができました。

 

東寺は、お大師様がその昔から
等身大の ひと が祈り、仏心を
その身の上に重ねて生きて行けるよう
工夫して整えられた場です。

 

手を合わせて巡り廻るうちに
この胸の中深くにいつも在る
闇すら届かぬ場所に出逢います。

 

そこに咲く蓮の花は凛として
自分の黒い泥沼から咲き続けて
いるとは思えないほど美しく、

 

ご神仏に祈り縋り成すことが
決して依存ではないことを
知らしめてくれます。

 

あるがままを祈るのであれば、
起こることに恐れてもよいが
恐れる自分を怖れるな、と。
道は、一つではないよ、と
深く息を届けてくださる、
ここはそんな祈りのできる場です。

 

静かな丁寧なひととき、ご参加
ありがとうございました。
喜んで頂けてとても嬉しかったです。

 

ご感想もいただきました。
ご参加くださった方は
普段からお大師様に馴染まれ
勉学積み重ねて来られたため、
東寺のそのからくり、仕掛けの裏に込められたお大師様の想い、
後世に続く願いをお伝えした時に
たくさん納得して感じてくださった
ようでした。

 

命懸けで海を渡り、密教をして
仏の救い、悟りをこの国に伝えた
弘法大師空海さまの、お智慧。
人々に同じ修行を強いずとも
心の在り方を問い続けることで
どの時代にも、人の祈りが
薄っぺらくならないようにとの
工夫は、いまも生きています。

 

ありがとうございました。

記: 松本育子

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