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【厄除け大師さま】 十難 十一苦 を下された人を回向する生き方

投稿日:2017年4月12日 更新日:


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ひゃ~!
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ふつうの人は、
七難八苦なんていう山あり谷ありで、
それだけでも大変なんすけど、
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普通の人ができないことを やろうとする人は
十難 十一苦 以上は
あったりまえ なんですってさ。 
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こりゃあ たまらんわ~
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難と 苦を 下された人を 憎んじゃいけない。
見ることを 辞めてはいけない。
感じ切ることから 逃げてはいけない。
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わざわざ 自分の人生の時間を 割いてまで、
君に 七難八苦を 下された方々。
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増してや、それに加えて
十難 十一苦 を下された人がおられるなら、
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その方の 供養を
ねんごろに やりなされ。
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回向を しなされ。
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法華経に そう書いておるから。
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君は それで動きだせた。
云い方を 変えれば、
君は 難と 苦を 糧として 動いている。
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その苦と難を下されたのが
母父なら なおさらのこと。
兄弟なら 願っても無いこと。
愛する人々なら この上なきこと。
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人は 悟りを得ている お釈迦様のように
聴いて流すなど 絶対にできないし、
見て 見ぬふり などをすれば
もはや 人でなくなる。
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お釈迦さまが それをできるのは、
お釈迦さまが供養そのものであるから。
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だから人は、
憤怒のうちに 飛びあがり、
落胆の底を 蹴り、
苦しみに 闇夜を駆け、
盛られた毒を 吐き、
射られた矢を 抜き、
喜びに 舞いあがり、
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七難 八苦で 動いてこれた。
十難 十一苦で ここまで来れた。
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それを報恩という。
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だから、休むな。
目をうつろにせず、事を成せ。
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成せば 十喜十一楽となる
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空海
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(現代語に訳してあります)
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空海さまが諸刃の剣を持っておられる時
「厄除け大師」と云われて、
衆生を七難八苦から救ってくださると云われています。
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(うそばっかしーーー!田中一人さんは今、 百難 百一苦 目よ~~
もーーいやんーー!)


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