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毎年二回、神戸の須磨寺さんにご協力を頂きまして
供養会（くようえ）を開催させていただいております。
宗教の垣根を越えて「供養」という信仰のとても大切な勤めを
塔婆供養としてさせていただいている
巡禮記の行事の要でもあります。
今回ご参加いただけなかった方も
供養会は繰り返して開催させていただきますので、
気概を持たれた方から順次
ご参画くださればと思っております。
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供養というのはとても意味の幅が厚いので
その意味の中の一部の
回向（えこう）ということについて少し、、、
回向とは、故人を偲ぶことのほか、
ご自身の人生を振り返って
一歩先を見いだすことでもあります。
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いま、しんどかったらもちろんのこと、
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今どれだけ恵まれていようとも
幸せであろうとも、
必ず一歩先を見据えることができる力に
してゆこうという思考なんですよ。
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つまり自分に対する優しさですね。
先祖や縁故の人たちの名を書きながら
ご神仏を前にして
そのつながりと回向を結び付けてゆきます
ものすごいリアルな自分の立体像が
そこに浮かび上がってくると思います。
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ご先祖様やご縁故の方々は
そんなあなたに名前を呼ばれて
動き出そうとなさいますからね。
リアルになるのは
時間の問題なんです
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巡禮記先達
