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熊野●先祖供養への「蓋(ふた)」を取る

投稿日:2017年8月22日 更新日:

【ご先祖様や縁故の魂とのリレーションを整えに行く旅】
お誘いのための、長い文章です。ゆっくりとお読みください。

●先祖供養への「蓋(ふた)」を取る

知らないで、あるいは知らないふりをして
万事が仕合せに生きて行けることって
少ないような気がします。

みんなたいてい、ご先祖様やご縁のあった方のことに
蓋をしてませんか?

というか、
蓋をしたくなるようなことを
言われた覚えはありませんか?

「先祖供養(せんぞくよう)」ってわけのわからないまま
いろんな方法を、いろんなところから言われるけど、
それはいったい何だろう?
どうすればいいんだろう?

そんな信仰というものに疑義が生じても、
ちゃんと教えてくれる人っていうのが少なくなって来ましたし、
さらに、新しい横文字の定義も出てきたし、
逆に遠ざかり、解らなくなってしまいましたよね。

●「蓋」の原因

いろんなことがうまくゆかなくなって
気になっている方は、
なおさらそれを知ろうと試みますので、
それを知りたいと思って誰かに尋ねたら、
そのご先祖様とやらが、
何らかの障害になってるって言われたことはありませんか?

未成仏で苦しんでいるなんて言われたことはありませんか?

それって、ほとんどウソです。

ウソって書き方をすると、そこそこの能力のある方に
叱られてしまいますから、云い方を変えますね。

まず、これは人に言ってもらうことではないんですよ。
そして、それを言った人を頼らなければ
解決できない問題になってしまうことを、
ウソと言いたいわけです。

それが「蓋(ふた)」なんです。
蓋なんてした覚えがないという方が「完璧な蓋」を
されてる場合が多いのが
もっと由々しき問題ですね。

先祖供養は自分が動いて行うものなんです。
ほとんどの場合、
お坊さんに丸投げするものではありません。
お坊さんはその「先祖供養」を昔からの習わしにのっとって
適切にお手伝いくださるだけで、

やはり よくよく修行を重ねたお坊さんは
すべてを丸受けせず、
ご本人が動くようように諭されますね。

●ご先祖様の存在を認める

さて、あなたのご先祖様ほど
あなたに対してアクティヴな動きをする魂は存在しないと、
まず知ってください。

キツネの神様や龍神さまは
後回しにしたほうがいいくらいです。

ご先祖さまっていう存在は、
生前どんな酷いことをしでかした者であったとしても、
あなたがあなたの愛する人や
子供たちや、周りの人々を大切にするのと同じように、

チカラになろうとするし、
手伝おうとするし、
愛そうとするし、
育てようとする。

それが、その魂の生きていた時のいろんな事情で
あなたに対して、チカラの及ばない状態を
「未成仏(みじょうぶつ)」といいます。

解りやすいでしょ?
あなたが良かれと思って、誰かにやってあげたことが
仇(あだ)になった時のような状態です。

一方、
甲斐あって、あなたが仕合せに満ちて
安堵して暮らせるようになれば
「成仏(じょうぶつ)」という
思い残すことがない状態になれます。

あなたがやったり、云ったりしたことで
その人が安定した状態を作って
憂いがなくなったのと同じです。


●ご先祖様の「絶対的修行」

子孫に対して力を出そうとするのは
魂の「絶対的修行」で、これを免れることはありませんから、
その魂の力の出し方で、生きてる人の人生は
けっこう大幅に左右されてますね。

でも、その人にいいことや悪いことがあっても
それが当たり前のリレーションなんです。

仕合せには、より大きな仕合せを持って来ようとなさいますし、

やさぐれには、自分が生前に起こした仇(あだ)を充てようとします。

前者を天使と言ったり善霊と言ったりしますし、
後者を悪魔と言ったり悪霊と呼んだりしますが、
魂に善悪の基準は全くなく、
生きている人の祈りに合わせておられるだけなんです。

つまり、良くなるのも悪くなるのも
生きている人間の祈りにほかなりません。


●自分で動くということ

そのあたりまえに繰り広げられてるリレーションに、
他人を介せばどうなるでしょうか?

ほとんどの場合、
その独自のリレーションに水を差すことになりますよね。
先祖が苦しいと のたうち回ってるとか
悲しんでるというなどと言い放たれ
それを告げた人を頼るように操作されることになりますが、

他人を頼ってもどうしようもないんです。

当のご先祖様は
その他人を介在させることを嫌いますよ。
先達をしてるので、その嫌さが
ものすごく解ります。

生前の嫌だったこととか、
死にざまであったりとか、
嫌なことをたくさん言われて
自分の死んだ理由であなたが陥れられているのを見るのが
嫌でたまらないとおっしゃいます。
もう二度と死ぬことはないんだから、引き合いに出してほしくないって。

ですから、何を本願としておられるかと云いますと、
その悪口であなたに、その悪口を言った人間に何かをさせるのではなくて、
あなた本人に動いてほしいと願われます。

動きを見せてほしい、
何を祈ってるのか教えてほしいと
強く願っておられます。


●熊野で先達がすること

熊野を先達するのは
そのリレーションを元通りに戻して
あなたと、ご先祖様やご縁故の魂とを
ダイレクトに存在をもってつないでゆくためなんです。

もちろんご先祖様やご縁故の魂の状態も申し上げますが、
先達はそれを引き合わせるだけです。
介在は無用なんですよ。

そして、ご本人が自分の意志で動く姿を
ご先祖様に見せて納得していただきます。
幸せに暮らしてゆきたいと祈るチカラですね。

この熊野まで、魂を背負って、
熊野権現さまの前までやってきた
あなたの動きと祈りを案内するんです。


●熊野権現と あなたと ご先祖様

そのリレーションには
先達はな~んにも介在しませんが、
ごく自然に、
熊野のご神仏様がそのリレーションの乖離程度や、あるいは整い方をご覧になって
それに対して力をお貸しになろうとしますし、
智慧を与えようとなさいます。

そのためには、熊野権現(くまのごんげん)様が、
なぜここにお坐りになって、どのように動いておられるかを
その御前を訪ねて、
あなたと、ご先祖様と、ご縁故の方々に
間違いのないように、
同時に納得行くように説明しなくてはなりませんよね?

その内容というのは個人個人で異なるし、
統一できないんです。

マイクを使って一気にできない、
それが先達の仕事なんです。

先達の仕事は観光案内と違いますよ。
流行りの神社ツアーや、パワースポット巡りではありません。

「幸せに生きたい」と祈り続けた人々を、
「権現(ごんげん)」となって、それを聴こうとするご神仏様につなぐ、
奈良時代から連綿と続いている「大先達(だいせんだつ)」の仕事を
引き継いでいるだけなんです。

いろんな事情で「パワースポット」という
陳腐な呼ばれ方をされるようになってしまった熊野じゃなくて、
熊野権現様の坐る、本来のこの場所の存在目的に引き合わせるツアーです。

これを読んで、ピンとくることがありましたら
今回のツアーからご参加ください
巡禮記へのご参加が初めての方でも構いません。
早いほうがいいんです!

また、ご先祖様の情報が全くない方でも
いらしてください。
これを起点にその存在が身近になってくると思います。

そして、報告と、さらなるあなたの発展のために、
何度も何度もご参加くださいますように。

 

末記なりましたが、
あなたがご先祖様の存在を身近にして、
ご神仏に想いを祈った結果、ご先祖様に動きがつき、
あなたの思うような仕合せが実現されて、
その仕合せの結果を見せることを「先祖供養」といいます。

 

巡禮記先達
田中一人、松本育子

 

熊野ツアーの日程は、メニューのイベント情報でご覧ください。
大人数での公募ツアー予定がない場合でも、
3名の限定参加者でどっぷりと巡礼する企画がございまして、
どちらかと言いますと、熊野はもうそのお誘いをした方がいいと思います。

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