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超簡単 神様と仏さまの ちょっとした違い

投稿日:2019年2月1日 更新日:

この画像、氏神さま結びでお届けしたカードですが、
右が神様、左が仏さまです。

 

左が地蔵菩薩、右が八幡神(ホムダワケノミコト)が 正八幡大菩薩(しょうはちまんだいぼさつ)に権現(ごんげん)した姿です。

 


ところで、なにかをお願いに行く時、
神社に行けばいいか?  お寺に行けばいいか?
神様なのか?、仏様なのか?、迷っちゃう時がありますね。
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その 略式なお話をしておきます
(なんで今まで書かなかったんだろ巡禮記)
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まず、
神様は、
住んでる場所や
お家や環境や場のいろんなこと、
身の回りのものなどの祓い清め
物事のけじめ、事の起こりに関することの
平穏無事な清栄を
主にお願いに行きます。
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ほとけ様のとこには
人間関係、ご先祖さまや縁故関係
主に ご縁に関する知恵をお持ちですから
人の生き方や 考え方 活かし方
出逢い 別れ から 家事 子育てなど つまり
子孫繁栄に関する人の縁や学びなんかの「智慧」について
教えていただいたり、お願いに行きます。
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佐波加刀神社 (滋賀県木之本町)に現存する「ご神像」の皆様方です

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なんて、パパパっと書きましたが、
巡禮記の先達としては叱られるくらい甚だ略式すぎーなので、
あくまでごくごく一般的に捉えて下さればいいとおもいます。
詳しくは遠足やツアーの現場でお話させていただいています。
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こいう簡単なことをご存じない方も多いと聞きますから、
知ってる人はご存じない人に教えて差し上げればいいと思います。
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でもそんなことがわかって来ると
ものを尋ねに行く先や
祓い清めを願いに行く先がわかってきますね!
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どこに営業に行けば事業が発展するのかに
とてもよく似ています。
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でもそこから先は、

それぞれの神様もほとけさまも
なんとかのミコトとか 不動明王とかの名があって
「係」は同じなのですが、

地域や縁起、信仰されてきた長い歴史に基づいて
それぞれ個々の「お役目」がありますし
その地域で蓄積したご修行の経験も異なりますし
くせのようなものもありますので、
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ひとつひとつの「神社」も
ひとりひとりの「仏さま」も
それぞれ違うものだと思っていただいていいと思います。
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特に神様については、すべて同じという考え方が明治時代以降の新興思想で定義づけられていますが、
神社には、神様とほとけ様の両方の「係」をしておられる権現(ごんげん)や明神(みょうじん)という姿で坐っておられる場合がほとんどですし、人がそのまま稲荷神になってる神社もあるわけですから、一括りにしてしまうのはあまりにも失礼だと思っています。

権現や明神は、神でも仏でもない(と言ってる人があまりに多い)
のじゃなくて
神でもあり、仏でもあるのです。
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でもそうやって、お近くの神様仏様のことを勉強するだけでも
そのご経験や智慧の一端をいただけるものです。
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巡禮記はみなさまと そんな神さまやほとけ様との
ご縁つなぎをさせていただいております。
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詳しくわかって来ると、お願いの宛先がドンピシャになって叶ってくるし、お参りが楽しくなって来るからね。
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きっといつか、ご一緒しましょ
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★巡禮記遠足・ツアーに行ってみよ~
https://jyunreiki.com/?p=130

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