お地蔵さまは

大地の蔵する力の象徴とも言われていて、

 

 

この地で生きる人たちの

地に足のついた、生まれてから死ぬまでの

暮らしの中の心のうちを聴いては、

 

仏の大きな大きな一つのまあるい悟りの

その大光明の一端を智慧として繰り出し

自らも動き、人に動きを与え、智慧を授けて

いのちがただ祈ったようにそうあるように

魂の望む生き方に沿うようにと

寄り添ってくださる一番身近な仏様です。

 

何かあったら、ちょっとしたことで

お地蔵さまにお願いしてもいいのです。

 

今日の自分のこと、こどものこと、家のこと

家系のこと、健康のこと、仕事のこと、

自分の生き方のことでもいい。

 

何かに、迷い、わからなくなったとき、

地蔵様のところへ行って手を合わせて

「どうしたらいいかわからないんです」

「私にわかるように教えてください。お智慧をください。」

と、素直にそのまんまを願えるほど

身近で親しみのある仏様です。

 

「今日もこの子がここで無事に過ごせますように」

「子供のお腹痛いの治してください」

「この子の病が治り元気に毎日楽しめるように、私たちにできることを教えてください」

「この子が無事に治るように最善のご縁で助けてください」

「お護りください」

「うちの家のこの部屋に何か異様な気配を感じて怖いので地蔵様見に来てください」

「見えないけれどなんとなく怖いので助けてください」

切実な祈りも、人にはわからない怖さも、

 

お地蔵さまは元・人の経験を持ち

いわば人と仏界、

見える世界と見えない世界をつなぐ方ですから

聴いてすぐに動いてくださいます。

 

時には霊験あらたかな他の地蔵様と共に

お智慧を出し合い救おうとされます。

ですから具体的にお伝えすることが

大事になってきます。

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人の視点にはない、仏の世界の入り口からの

視点でものごとが動いてきます。

叶えてもらったら、助けてもらったら

話を聞いてもらったり安心をもらったら、

「ありがとうございます」とまた

手を合わせに行きます。

 

そうやって、小さな願いを叶えてもらったり

お話を聞いてもらって動いてもらうごとに

お礼参りをすることで、地蔵さまの菩薩業が

ひとつ、進みます。

 

人もよろこび、地蔵様も菩薩業が進む、

そんな日々のリレーションを作ることで

「いつもありがとうございます」の気持ちや

「お水やお菓子をどうぞ」といった気持ちも

自然に湧いてくるので、そのしるしとして

お地蔵さまの周りにはいろんなお供えものが

置いてあるのでしょう。

 

亡くなった方やご先祖さまのご供養も

お地蔵さまに祈願することができます。

 

水子地蔵さま、檀陀(だんだ)地蔵さま、

のように特定の供養の役割を

担われている方もおられますね!

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まずは近くのお地蔵さまに行くとき、

ご先祖さまや供養したい方のお名前を呼んで

いっしょについて来てもらいます。

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地蔵様には、その方の名前を告げて

「〇〇●●と共に、私の幸せを感じながら生きて参りますので、必要なお智慧をお授けくださいませ。」と言ってつなぎます。

ご供養して行きます、共に応援に回ってね!

というご挨拶です。

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それだけでまず供養になりますし、

後ろの方はお地蔵さまから

ダイレクトのお智慧をいただいて、祈る人の

応援に回り動くための力をつけながら

ご成仏に向かってゆかれます。

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これはご先祖さまがほとんどだと思いますが

子孫が自分らしく幸せに生きることが

供養になって行くので、ここでも三方よしの

リレーションが出来上がって行きます。

お地蔵さまへの祈りは

ここでは書ききれないほど多岐にわたります。

巡禮記のほとんどの現場の遠足やツアーで

お地蔵さまに手を合わせていますから

ぜひ、実際に遠足やツアーにもいらして

体感してくださいね。

 

おんかか かびさんまえい そわか

 

巡禮記    松本育子