神仏へのお参りは、
神様とのリレーション(関係性)づくり。
仏様とのリレーションづくり。
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龍神様にしろ
神社仏閣にしろ
パワースポットと言われる聖地に行っては、
【汚れ】を祓ってもらってスッキリして帰る。
みたいな一方通行、その場限り、
悪い言い方だけど使い捨て、ワンデイ、
みたいなお詣りのスタイルではなくて
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お詣りは神仏とのリレーションづくり。
だと思う。
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祈りって
自分と神様のオリジナルな関係性を
作っていくもの、ご先祖様も含めて
共にあることを大切にしていく動き。
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それを重ねていけることで
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生き方そのものを
広い視野で捉えることができたり、
何かからの依存から抜けて
自分で感じて自分で動くクセがつくよ。
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氏神さまや産土さまとの関係を
大切にすれば、
人生いろんなことがあるけれど
その土地で生きることを喜べる。
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近くのお地蔵さまとの関係を
大切にすれば、生活の中での
「大丈夫」の底力に厚みが出てくる。
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だから、焦ってつくるものでもなく
一朝一夕に成すものでもなく、
誰かと比べて祈るものでもなく、
メソッドのようにあるものでもなく、
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変わらずいつも身近にあるものとして
神仏を感じていけたら 幸せだと思う。
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どこにいたって
何をしていたって
あなたがどんな人に変化したって
何を得て 何を失っても
あなたの存在の尊さは、変わらない。
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だから、祈りもオリジナルでいいんだ。
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変わらない尊さ、それを今世、
どんなふうに 身近な神仏と共に
ご先祖さまと共に 生きるのか。
その祈りはみんなオリジナル。
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神仏との関係性をつくる姿勢は
どんなに一期一会のお参りだとしても
一方通行のその場限り、ではない
厚みをつくるのだと思う。
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大切な人との関係性を育てるように
自分なりに 嘘なく 素直に 付き合うこと。
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それが、どれだけ豊かな智慧なのかは
生活の中に、暮らしの中に
おかげさまや 素直な喜びがたくさん
感じられるようになるからわかる。
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神仏とのリレーションはいつも
いつからでも
その足元から重ねていけることは
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巡禮記のなかで
試行錯誤しながらだけど
大切に伝え続けていきますね!
巡禮記 松本育子