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● 水鏡 みずかがみ 「ヒーリングジュエリー」

投稿日:2017年2月6日 更新日:


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つらいことだったから忘れてしまおうと
置き去りにしてきた魂(たましい)
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置き去りにした者は 忘れることができるが
置き去りにされたものは
どんなことがあっても忘れることができない
時が経っても癒されることはない

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置き去りにされた魂は
やがてその苦しみや痛みを
どのようにして伝えたら判ってもらえるだろうかと
思案にかかる
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本来ならこのような手段は使いたくないが
置き去りにされた時から今までずっと
とにかくつらいのだ 救って欲しいのだ
気づいてほしいのだ
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だから背に腹は変えれない
この苦しみと苦悩 そして痛みや いきどおりを
そのまま 伝えようと動き出す
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そしてこのように知らせる
このようにしてしか 伝えられない
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置き去りにした者が どの水面を覗き込んでも
苦しみが写りこむように念を傾ける
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やがて
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置き去りにした者ばかりではなく
その愛する者たちにも苦しみが写りこんでゆく
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それが水鏡
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だが 置き去りにした者が
置き去りにされた者に気づき
それを偲んで救い出すと 鏡は消え去る
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それを供養と云う
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荒くれだっていた魂は
祈りのとおり 丸くて穏やかになる
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もはや 苦悩に顔をゆがめた
人の姿ではなくなっている
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常に思い出す
常に愛を傾ける
常に感謝する
常に祈る
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これだけがその手段
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置き去りにしてきた者がいるのだから
そのことを忘れてまともに生きていける方法など
何処にも存在しない
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