お盆のいちにち
今回も、ええ供養会になりました。
ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。
ええご供養ができましたね!
レポートの前にひとこと、
どうして巡禮記が、この須磨寺を選んで供養会をしているかと言いますと、
ご先祖やご縁故の人の名前を書いた塔婆(経木)と人と霊の扱いです。
書けたら「そこに置いといてください、そのうち供養します」やないからです。
先祖を供養したいと経木を書いたその次の瞬間に、
この画像のように、暑い夏でも、凍える冬でも、コロナのために囲われたビニールの箱の中で、
ひと柱づつ読み上げをして、舎利禮文を読経し、真言を唱え、諸霊の供養にと
寺じゅうの僧侶が修行としてその供養を手伝ってくださるんです。
(巡禮記だけで経木の枚数は300枚くらいやったとおもいます)
その修行を見て、たくさんの仏さまたちが、
意思を汲んで力を貸そうと動かれます。
巡禮記というのは、その現場をずっと見て来ていますので、
その僧侶たちと仏さま方のご修行のお手伝いをしようと、この須磨寺を選んでいます。
日本中探しても、このような現場を大切にする寺は少ないと思いますのと、
先達の田中は7歳の時にこの寺で説法を受けて、今の先達をさせていただいてるからです。
ですから交霊や除霊、チャネリング?を仏式に無資格、無修行でしている人を見ると、
酔っ払いが なんと無免許運転で さらに交通事故を起こしてるのを、しかも隠蔽してるようにしか見えません。
(実際、後始末のほうが大変なんですよー)
さてさて、貴重なお盆休み、しかもコロナ蔓延下にもかかわらずでご参加くださったたくさんの皆様が
ご先祖やご縁故の諸々霊を供養し、未来の自分に幸を!という祈願を込めて
供養会に臨んでくださいました。
まさに、お盆にふさわしいイベントだったと思います。
須磨寺という古刹に点在する、たくさんのゆえんの説明も先達させていただき
たっぷりと物事の理由や、空海様の遺したかったことも聴いていただきました
供養という意味の玄関に立っておられる延命地蔵は、
坊主呼んで金払って経を読ませるのが供養と思たら、おおまちがいやで
と教えてくださいますし
鯖大師は、預言ってぜんぶ、預言した者がスゴイと思われようとついた「嘘」でっせと
教えてくださいますし、
七観音は あんたひとりやったら無理やろ? 仏もそうやからって
耳打ちしてくださるし
お不動様は、不動明王は最強でも、一番偉いのでもなく、明王の供養の真ん中におるだけやねんと
納得させてくださいますし
稲荷神は、出世は、あんたのチカラだけやなくて、人の助けと縁によるもんでっせと説得をしてくださいます。
摩利支天は、だから真っ暗闇でも、供養の先に必ず点のような光が現れるから、
それを目指して拡げてゆきなはれー
ニコニコして現実でないミラクルに誘う奴は、イノシシで踏みつぶしたらええねんで
非現実を拒否できる勇気を養いなはれ!とおっしゃいます。
これらのすべてが供養の賜物やとしたら、
さて次の供養って何かわかりますか?
簡単でっせ
それは、今日の祈願を叶えて
また次の祈願を、次の供養会に持ってくること
そうしたら、あんたも、坊主も、ほとけも、またひとつ
修行が進むから
それが供養や!
巡禮記の供養会
また次も楽しみでなりません
ご参加くださいました皆様、須磨寺のご僧侶さま方、
この度もありがとうございました!
巡禮記先達