海龍の王、わたつみのかみを祀る小詞が岩塊に乗る。
この場ではあえて「豊玉彦(とよたまびこ)」と称されるのは
海を暮らしの糧としている人々にとって、
神との肌合いを探るような身近さを感じる。
幾多の人がこの浜で、この神に、
海の機嫌を尋ねる伺いを立てただろうと、
その匂いを吸い込むように手を合わせてみる。
立冬を過ぎるころから
海と空の境目がおぼろになり
鉛のような鈍色に塗り替えられてゆく出雲。
海鳥が低く飛ぶ。
投稿日:
海龍の王、わたつみのかみを祀る小詞が岩塊に乗る。
この場ではあえて「豊玉彦(とよたまびこ)」と称されるのは
海を暮らしの糧としている人々にとって、
神との肌合いを探るような身近さを感じる。
幾多の人がこの浜で、この神に、
海の機嫌を尋ねる伺いを立てただろうと、
その匂いを吸い込むように手を合わせてみる。
立冬を過ぎるころから
海と空の境目がおぼろになり
鉛のような鈍色に塗り替えられてゆく出雲。
海鳥が低く飛ぶ。
執筆者:jyunreiki
2024/04/13
【おさそい】4月28日(日)京都七条閻魔堂と正法寺と大原野神社へ春の遠足
2024/03/24
【秘話】スパイラルリング誕生の本当のストーリー(レジェンド)
2024/03/23
【おさそい】2024/4/27(土)伏見稲荷大社 春のお山遠足
2024/01/23
【おさそい】3月16(土)or17(日)「龍脈感得」神戸 龍の年に・2024年(少人数)