2024年立春を迎え、暦の上での「龍」の年を迎えます。
伏見稲荷の背後、三つの峰に渡る聖地にはおびただしい拝所があって、たくさんの神様や仏さまが狐だけではなくて「龍神」をご眷属となさり、「稲荷明神」となってご修行に励んでおられます。
新年第一回目のお山は、普段とは少し趣向と巡礼場所を変えて、
お山にいらっしゃる龍神様を訪ねます。
伏見のお山は元来、龍神の拠点である神奈備（カンナビ）の山だったんです。
平安時代のはじめに秦氏の氏神として稲荷大神にお坐りいただいたのは、
もともと棲んでいる龍神の機動性と伝達力を使って
世のため人のために、狐の神様を迅速に広範囲に展開したかったからなんです。
狐の神様がたは、願いを寄せる人の周囲の取り仕切りがとても上手なのですが、
長距離を一気に動くということが得意ではないため、
一瞬のうちに地球を何週も回るほどの機動力を持つ龍神のチカラを借りているわけです。
つまり、この伏見のお山から龍神に乗っかって、信仰する人の元に出向き
一瞬でまたお山に帰ってくるということが可能になったわけです。
（龍神号に狐がぎっしりと乗ってるのを想像してください）
ご縁結びのご希望を人から聴き
お山でご縁を探して、そのご縁の元へ動いて
またお山に戻って希望した人に伝えることの何兆回にも及ぶ修行を繰り返してきたんですね。
なおかつ、龍神は如来や観音、諸天、明王、八幡神、天神など八百万の神の眷属ですから、
それらの神仏と稲荷大神をつなぎながら、人々の願いや成就を共有することを繰り返します。
そんなこんなで、龍神様も狐の神様との固い協力体制で大きく修行を進め、
稲荷信仰は全国に広まったわけでございます。
稲荷信仰って、稲荷の大神様やキツネの神様への信仰だと思っている方も多いと思うのですが、
お塚に刻まれている文字にも◎〇龍神というのが見られるように、
もともとこのお山にいらっしゃる龍神様への厚い信仰でもあるわけです。
ですから龍の年の初め、稲荷に新年祈願する私たちも、
この龍神様たちの素晴らしいお働きを知ってゆくべきではないでしょうか？
普段のお山とは少しコースが違いますが
現地で稲荷信仰と龍神信仰のシステムが理解できるようになりますから、
祈願の出し方も整理されて、予定通りに叶ってゆくという体験ができるようになります。
いつもご参加いただいている人も
久しぶりに巡禮記でお山してみようかという人にも
1歩も2歩も進んだ発見と伸展が期待できるお山です。
万事お繰り合わせの上ご参加くださいませ！
【おさそい】龍の年 龍神を巡る伏見稲荷 初お山
開催日：2024年2月10日
集 合：10：00 神門前の手水舎付近
解 散：5時くらいには下山完了できるようにしたいと思います。
参 加 費：おひとり様 16,000円（当日現金でお願いします）
定 員：いつもより済渡が多いと思いますので少人数にしたいと思います 10名様限定です。
●お申し込みはこちらのフォームより
https://jyunreiki.com/?page_id=9513
（定員に達しましたらお申込フォームが使えなくなります）
●持ち物
水分、おやつ（希望に応じて）軽く昼食補助になるものなど。
ボールペンなどの筆記用具、各自 でご用意ください
また、必要に応じて 防寒対策（カイロ）、
雨具やカッパ、お念珠など。
●昼食は
途中の西村屋さんか三徳亭さんで
みんなで食べる予定をしています。
昼食費は各自ご負担ください。
●その他費用
ろうそくなどを買う小銭が1500〜2000円程度、必要になります。ろうそくを社務所で購入していただき、お参りのたびに献灯しますので、13〜15本程度の購入をおススメしています。必須ではありません。
※極寒の時期ですので暖かい装備でお越しください。
●ご質問お問い合わせは
先達、田中か松本のFacebookメッセンジャー、あるいは下記のフォームをお使いください。
https://jyunreiki.com/?page_id=52
○申し込み後のキャンセルにつきましては、キャンセル料金が発生します。
お申し込み後は50%、 2週間前以降は100%のキャンセル料です。
ご了承ください。
