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【おさそい】3月2~3(土日) 紀州巡礼① 牟婁弁財天と糸我稲荷(少人数)

投稿日:2024年1月22日 更新日:

紀伊半島は日本の信仰のまほろば
日本はまことに小さな国ですが、地球で一番永く続いている国家です。
この人々の豊かさを創造してきた地が、奈良盆地・紀州熊野を真ん中にして
上を琵琶湖南岸、西を大阪、東を尾張名古屋と考える紀伊半島。

巡禮記ではこれから時間をかけて、ゆっくりとこの紀州を巡礼してゆきます。
今すぐに役に立たないかもしれないけど、1月、1年、10年ごとにめくられる新たな暦のように、巡禮記の人が、「豊かさ」を護り育てて行く巡礼へのお誘いです。

.   巡禮記 紀州巡礼① 牟婁弁財天と糸我稲荷  .

第一回目は、この時期に積雪の心配の少ない白浜温泉周辺をご案内します

★巡礼の行程
・2024年3月2日(土)
● 牟呂辯財天(三段壁)
● 奇絶峡の不動明王
● 円月島と白浜の神々散策、
宿泊(白浜温泉)

・2024年3月3日(日)
● 有間皇子の墳墓(岩内1号墳)
● 糸我稲荷神社
● 紀三井寺(納め)

★参加定員 6名さま
うち、車なし参加 4名さま
車を出してくださる人がいたら定員追加しますが
なるべく少人数でじっくりと巡礼する予定です

★参加費 おひとりさま¥35,000
現地までの交通費や宿泊費食事代などは別途必要です。

★集合解散場所・時間
参加者に直接お伝えします。

★ご用意・ご準備
・巡礼まんだら、裏まんだらは書いておかれるとむっちゃ役立ちます
くわしくはこちら
・電子経本は最新版をDLしてご用意ください
詳しくはこちら

★お申込は下記のリンクから
お申込フォーム

小人数での催行になりますが、たくさんの方のご興味、そしてご参加をお待ちしております。

— このツアーの みどころ —

●牟呂辯財天(三段壁)

お話会や遠足の時にたびたび話題になる「牟婁弁財天」。
皆さんから是非ともそのツアーをと、ご要望をいただいておりました。

なぜ牟婁弁財天なの? と尋ねられますと、
それは海の洞穴の中でご修行をしておられる数少ない弁才天様であるからです。
海洞の弁財天です。
ここに弁財天を祀ったのは高野山真言宗の流れをくむ「辯天宗」の方々ですが、
松下幸之助さんも信仰を寄せていた「引き合わせ」の仏さまでもあります。

この場所に来て、弁財天と大黒天、毘沙門天や十六童子を目の前にして
どのような引き合わせを祈願するのかは、ご参加者それぞれの思惑があると思いますが、

まずそれに「不必要な人や物や感情」をその人の魂の中で小さくしてゆく、強力な祓いが起こると思います。
それがこの海洞という「場」のチカラかもしれませんが、それを体験した後の引き合わせの祈願は、
祈願の先を矢のように鋭く尖らせる感覚があります。
これがこの弁天様の智慧だと思います。

先達もこの場で祈願したことが鋭く、そして確実に叶ってきております。

人によって要する時間も行程も苦労も結果も、その規模によって違うと思いますが、
不退転のチカラをここで得て帰って下さい。
いつも唱和している大弁才天秘密陀羅尼経の本来の意味が染みてきます。
しっかりと先達させていただきます。

●奇絶峡 不動明王

この画像は摩崖仏

瀧を滑らせる大きな一枚岩。
その根元に穿った洞窟の中に坐っておられるお不動様。
自分の龍、それから自分を周りを取り巻く龍が、この不動の眷属の龍神と逢い、どうすれば動きを高めてゆくかを教えてくださいます。
一人では何もできなくても、縁というものの取り巻きが大きく流れを変えてゆきます。
何から学んで、どう生かすか。神の祓い清めの上を流れる滝のような慈悲を掴みに行きましょう。

●有間皇子の墳墓

悲劇の皇子としてしか伝えられていない有間皇子(ありまのみこ)。
関西に数社、この皇子を主祭神にした神社がありますが、ここが実際に葬られた場所。
墓前というものは、最も個別のメッセージの受け取りやすい場所です

6世紀後半に大急ぎで築造された1辺が約20メートル弱の方墳です。
大急ぎではありますが、端々を見ると明らかに天皇家の人の墓です。

どんなメッセージがあるのかはここでは書かないことにしますが、
参加される方の未来に大きく影響する(超まえむきに)ものだと思います。
皆さんとご一緒できるのが楽しみです。

●糸我稲荷神社

少人数のどっぷり熊野ツアーの時に、最初に訪れる稲荷社です。
いろんな困難が立ちはだかった時に、それを解決する様々な策を記した古文書(非公開)が遺る聖地で、
伏見稲荷が創建されるより前にこの地にあった現世利益を祈る場所でもあります。

ここで起こった祭りや行事が広く全国の稲荷に伝わっているのも興味深いところ。
神社縁起にもウィキにも解説されていない部分を先達させていただきます。
祈願成就のための肉付けがなされる大切な聖地だと思います。

●紀三井寺

このツアーの納めに西国2番札所の紀三井寺を尋ねます。
今回の聖地巡りには観音様の納めが不可欠です。

これだけの鋭い祓いや智慧を巡ってそのまま世間に戻ると、やはり常在の世界との乖離が生じるのと、
行動に暴れができて、祈願自体が変質してしまうこともありますから、
巡禮記では「興奮」を鎮めて「豊かさ」を必ず底辺に流れるように納めのお参りをします。

観音様にこのツアーでの祈願とご縁のあったご神仏とのやり取りを報告して、
地元のご神仏やご先祖様に、その豊かさとともに巡礼の経験を戻してゆく作業です。

つまり、地元に帰ったら、普段のご神仏の協力で、新しい神仏との縁を共同して活用してゆくためです。
この大切な納めをご案内させていただきます。


 

皆様のご参加お待ちしております

巡禮記先達
田中一人・松本育子

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