今日は京都で巡禮記の講話会でした。
たくさんの方にお越しいただき、精一杯、講話させていただきました。
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★稲荷の神様って だれ？ では
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日本の全ての神々様、そして仏さまが習合して
善き世になるようにと「明神」して、ご修行しているお姿が
「稲荷の大神様」なんですよ。
赤い狐でも 緑の狸でもありません！
というお話を腑に落としていただき。
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★人も稲荷神になってるよ！ では
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三菱の創業者の「岩崎弥太郎さま」が大阪の土佐稲荷の
ご祭神になっているお話しや、
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源八幡太郎（みなもとのはちまんたろう）さまが愛知の千代保稲荷、
佐賀の祐徳稲荷神社では「祐徳院萬媛さま」がそれぞれ
人稲荷としてご祭神になっておられる話をさせていただき、
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★狐の神様や、神様でなくなった【野狐（やこ）】って、
どんな存在か？では
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稲荷の大神様と人の仲立ちの修行をしていた
眷族神（けんぞくしん）である狐の神様が、
人に裏切られて、おまけに心無い霊能者（自称）に家から追い払われて「野狐」になるんです。
さまよって、人に恨みを持つようになった姿ですね。
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そして「野狐」に成り下がって、どんな人に憑いてるのかというと、
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・稲荷を恐ろしいものと吹聴して、
・人を「稲荷信仰」から 遠ざけようと画策している「人」には
必ず憑いているって
お話をさせていただきました。
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だって、野狐は人に裏切られて、さまよい、
もはや伏見のお山にも帰れなくなってしまってるのだから、
どうしようもないでしょ？
.ですから、「野狐」はどこにでもいます。
一般家庭にもいます。
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ですから、祓うのではなくて、人が稲荷信仰に戻ることによって
その人や家から離れてゆきますし、
元のように稲荷の大神様に帰順してゆく姿もあるんです！
誰かに祓ってもらったり、退治したりするものではないんです。
というお話。
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★稲荷信仰は日本で一番大きな信仰です。では、
稲荷は伊勢神宮でも出雲大社でも祀られていることを知ってる人はとても少ないんです。て話。
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★稲荷は「現世利益」を願って、祈りに変えることができる、
１２００年前から続いている大切な信仰です。では、
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すがすがしい「祈り」の原料は、「欲望」です。
その「欲望」を錬成して、世のためじゃなくてもいいよ、
自分の周りを抱き込んで、善き世界にしてゆく「祈り」に変えてゆくところが
おいなりさんなんです。
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たとえば、
「神様に現世利益なんかお願いするなんて恥ずかしい！悟りを持ちなさい」と
あなたに云った エラ～イ人がいるとしましょうか？
その人は それを 強い口調であなたに吐くことによって、
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あなたを 「現世」で 震撼させたり 手なずける「利益」を得て、
悟り？（のようなもの）を学ばせようという「欲望」を叶えている！
っていうのが見えてきたら・・・
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あなたはもっともっと、人を選ぶ「心眼」を得ることができると思います。
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そっか～～エラそうにものを言う人ってのは
結局「現世利益」を願ってるんだね。
田中も同じだ～～～
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そんなお話でした！
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さあ、一緒に伏見のお山に行きましょ！
つまり、稲荷は恐ろしいものではなく、
日本で一番大きな信仰なんです。
