（帰りの新幹線からレポート）
2017年春 宮地嶽神社（福岡県福津市）の先達をさせていただきました。
春分、彼岸の節季にあたり、
この地域に住む方にとっては
とても重要なお参りだったんですが、
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三連休にもなってましたので
レジャーに多忙だったようで、
あまり申し込みがなくて寂しかったのですが、
直前に遠くから来ていただいたり、
前日に行事をボイコットして来てくださったりと、
結局は適正人数で、その目的を満願できたと思います。
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さてさて
神功皇后様を主祭神とする宮地嶽神社なのですが、
実は、宮地嶽の王様の
お墓まいりに訪れました。
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この王は
チクシノキミイワイ様の子孫にあたられる
筑紫国（北部九州）の王さまです。
今は不動明王の権現として、ご自身の陵墓の石室にお坐りになられ、
宮地嶽神社のご神官の世話を受けて、
1500年前から今に至るまで
自分の治めた国を見つめられておられます。
これからもそうなさいます。
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その王を慕って集まってこられた諸天さまと共に
「宮地嶽の奥の院」を形成して、
現在では稲荷神や八幡の大神様とも共同で、
福神めぐりという流れを創り、
筑紫国に住まわれる方々が
良きように暮らされるようにと、
願い祈りに来るのを待っておられます。
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先達というのは面白いもので、
その王と、ここに暮らす方々や
他国からの賓客を会（かい）させるのがお仕事です。
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その時に、知恵を頂くとか
願い事をきいてもらう、
叶えていただき、礼を申し上げるってのは
再度訪れた時でいいと思います。
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その前に
筑紫国の王の存在と、
今もお働きになられていることを
訪れた方々に知って頂くということと、
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王に、この方々は
王のことを知って、これから祈りに来られますからね！
というリレーションを とりなすこと、
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それと、道義的にその人と、王とのリレーションを
つないで行こうとなさる
ご眷属神を見つけることなんです。
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こうやって、宮地嶽神社のすべてのご神仏様に対して
これをつないで行きます。
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人は人の祈りの肩代わりはできませんから、
先達は、そのつなぎをさせていただいて、
まっすぐに祈願が建てられる環境を創ります。
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そして
この地を訪れた参加者が、
ここでたくさんの祈願を立てて実現して行くことが
王やご神仏様のご修行のお手伝いになって行きます。
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参加者の願いが叶うということが、
良き国となるお手伝いですから、
それがひとつひとつの供養になるんです。
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巡禮記遠足は
パワースポット巡りと
根本的に違います。
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時を超越して
そこで頑張って、頑張り足りなくて神仏になられた方と、
今頑張ってる方や、これから頑張る方の
縁つなぎをしてゆくものです。
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ご参加くださいまして
まことにありがとうございました。
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また一緒に、いろんなとこに行きましょうねー
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巡禮記先達
