鳥居をくぐると 阿吽の狛犬がいて
左右の極をみせてくれる。
神域と人の暮らしの境目を
自分の足で選んで歩いてくぐるということ。
あ、で始まり うん、で終わる
始まりと終わりの間にいるということ。
それを感じることができるのは
輪廻サイクルの「あいだ」にいる
この体があるから。
始まりと終わりの「あいだ」にいるからこそ
生々しく手を合わせて
苦しいことも悲しいことも
嬉しいことも、ありがたいことも、祈れる。
愛されたいことも
愛したいことも
元気になりたいことも
お金が欲しいことも
仕事を成したいことも
からだあって、そうあるように祈れる。
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体験することを精一杯に喜んで
生きられるように、祈ることができる。
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からだがそこにある、という
祈りは、今だけのもの。
共に過ごしている、という豊かさも
ぐるぐる回る輪廻転生や生死の
この、「あいだ」だけのもの。
触れるという祈りも、伝えるという祈りも
今だけのものだ。
きっと人はこのからだが消えるとき、
大切なひとたちに
もっと愛されたかった、よりも
もっと愛したかった、というほうが
強く想うのかもしれない。
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私の身近で、つい最近に
からだという「あいだ」の祈りを離れ、
大切なひとにもう触れられず、
微笑んで話しかけられないことが
どれだけ切ないことなのかを
教えてくれた存在があった。
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その存在は、私に言った。
「やがて私もこのからだの余韻が消える。
そうすれば、この切なさも 変わるだろう。
いま、私のいるところも小さな「間」だから
あなたのいる「あいだ」へ伝えたい。
生きているからだの祈りは何よりも強い。
愛する全てを生きてください。」
生きてこその祈りをしよう。
誰かの真似ではなく、寄せ集めでもなく、
切ないほどに、愛する自分の人生から
湧き出る生々しさを祈りながら、生きよう。
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迷ったら、鳥居をくぐり、
狛犬のあいだに立って、思い出そう。
仁王さまの像の阿吽のあいだに佇んで
感じてみよう。
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「あいだ」のこの身の今の熱さを。
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生きている人の祈りは何よりも強い。
その祈りをまっすぐにしてゆける
心強いパートナーの1つとして、
華数珠・華念珠があります。
天然石と無添加純銀の組み合わせにより
石そのものの浄化が基本的に不要です。
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心地よい祈りのための輪として
そして、御守りのように邪気祓いとしても、
宗派問わず、どんな祈りの場にも
持っていける スタイフフリーな
あなただけのお念珠です。
「念珠」と書いて
「今の心を集めて繋いだ珠」。
お念珠を手にして、落ち着いて
心のうちにある想いを
素直な珠玉にして繋いでみてくださいね。
記: 松本育子
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