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【あいだの祈り】念珠ストーリー episode4

投稿日:2017年3月31日 更新日:

鳥居をくぐると  阿吽の狛犬がいて

左右の極をみせてくれる。

 

神域と人の暮らしの境目を

自分の足で選んで歩いてくぐるということ。

あ、で始まり うん、で終わる

始まりと終わりの間にいるということ。
それを感じることができるのは

輪廻サイクルの「あいだ」にいる

この体があるから。
始まりと終わりの「あいだ」にいるからこそ

生々しく手を合わせて

苦しいことも悲しいことも

嬉しいことも、ありがたいことも、祈れる。

 

愛されたいことも

愛したいことも

元気になりたいことも

お金が欲しいことも

仕事を成したいことも

からだあって、そうあるように祈れる。

.

体験することを精一杯に喜んで

生きられるように、祈ることができる。

.

からだがそこにある、という

祈りは、今だけのもの。

共に過ごしている、という豊かさも

ぐるぐる回る輪廻転生や生死の

この、「あいだ」だけのもの。

 

触れるという祈りも、伝えるという祈りも

今だけのものだ。

 

きっと人はこのからだが消えるとき、

大切なひとたちに

もっと愛されたかった、よりも

もっと愛したかった、というほうが

強く想うのかもしれない。

.

 

私の身近で、つい最近に

からだという「あいだ」の祈りを離れ、

大切なひとにもう触れられず、

微笑んで話しかけられないことが

どれだけ切ないことなのかを

教えてくれた存在があった。

.

その存在は、私に言った。

 

「やがて私もこのからだの余韻が消える。

そうすれば、この切なさも 変わるだろう。

いま、私のいるところも小さな「間」だから

あなたのいる「あいだ」へ伝えたい。
生きているからだの祈りは何よりも強い。

愛する全てを生きてください。」

 



生きてこその祈りをしよう。

誰かの真似ではなく、寄せ集めでもなく、

切ないほどに、愛する自分の人生から

湧き出る生々しさを祈りながら、生きよう。

.

 

迷ったら、鳥居をくぐり、

狛犬のあいだに立って、思い出そう。

仁王さまの像の阿吽のあいだに佇んで

感じてみよう。

.
「あいだ」のこの身の今の熱さを。

 

********************

生きている人の祈りは何よりも強い。
その祈りをまっすぐにしてゆける
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華数珠・華念珠があります。

天然石と無添加純銀の組み合わせにより
石そのものの浄化が基本的に不要です。
この念珠や数珠が 電気代謝による自然な氣の呼吸を
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心地よい祈りのための輪として
そして、御守りのように邪気祓いとしても、
宗派問わず、どんな祈りの場にも
持っていける スタイフフリーな
あなただけのお念珠です。

 

「念珠」と書いて
「今の心を集めて繋いだ珠」。
お念珠を手にして、落ち着いて
心のうちにある想いを
素直な珠玉にして繋いでみてくださいね。

 

記:  松本育子


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