巡禮記 遠足・ツアーの先達からの
「願いを叶えるお詣りのコツ」
をお伝えしています(^-^)
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http://susagen.ciao.jp/junreiki.com/11/07/4007
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今日は、神社仏閣でのお詣りで
「祖霊社が重要なわけ」です。
巡禮記でお詣り遠足に来られる方に
先達させていただくとき、
その神社仏閣の「祖霊社」を外すことは
まずありません。
祖霊社とは、その神社仏閣に関わられた方々、
氏子の方々、土地にご縁ゆかりのある方々の霊を
祀ってある社です。
例えば伏見稲荷大社ならば、大鳥居から
楼門入ってから、のお詣りが主流ですが、
ちゃんと、表参道から入った一の大鳥居を
くぐって左手に、末社として熊野社、藤尾社、霊魂社、があります。
巡禮記ではここからまず、
ご説明しながら参拝のご案内をします。
さらに、本殿より左手の方にある末社で
長者社・荷田社・五社相殿社・両宮社
など、併せて祀られる社にも、
手を合わせてご挨拶をしていただきますが
ここでも土台となるご縁の方々。。。伏見稲荷稲荷をつくられた方や継続してこられた方や初代宮司さん、日本の全ての主となる御祭神や伊勢の神々さまなどをお祀りしておられるんです。
祖霊社にご挨拶するということは
参拝した私たちが、その土地に訪れて
お参りさせていただくための
玄関の前の門前でのご挨拶みたいなものだと思います。
誰だって、人のお家に行くときは
玄関でご挨拶をすると思いますが、
神様の住まれる大きなお家の門前でも
ちゃんとピンポンしたりご挨拶をすると
思うんです。
祖霊社はその土地の神様が、神社を守ってこられたお宮関係の方々や氏子さん達などと習合されて、祀られているところが多いと思いますから
お名前を伝えて、
「この土地に来てお参りさせていただきます。」
「この神社でこんな願いをしに来ました。」
「お詣りできてありがとうございます。」
「この土地のいのちや神社がいつまでも豊かにありますように。そしてまた、健やかに過ごしてお礼参りに来たいので、私の住む土地も同じように豊かに護られますように。」
こんな風な、ご挨拶や報告の祈りをします。
祖霊社はいわば、基礎のところを支える土台のようなものに感謝をするところ。
そこで、手を合わせる姿勢は
いきなり本殿で自分の願いだけを言う場合より
うんと、丁寧だと思いませんか?
例えば、美味しいパン屋さんがあります。
A店のパン屋の店長は
商売繁昌の祈願をしにきて、本殿で
「うちのパンがたくさん売れますように」と
願いました。これ、割と普通にありますよね!
B店のパン屋の店長は
できるだけの社員、アルバイト、家族を連れて
家の近くの氏神様や地蔵様ご先祖様を想い、
ひとこと「お詣りいってきます。一緒に来てくださいね」とお声かけしてから、
商売繁昌の祈願をしにきて、
まず祖霊社にいきご挨拶をし、
神社仏閣ゆかりの沿道の地蔵様に挨拶し、
自分の土地で商売できるご縁を大切にしたいこと、働いてくれるみんなが元気でありがたいこと、パンがいつも豊かに作れるように、材料の供給源の〇〇の土地も豊かでありますように、と
基本のご挨拶、土地の護りへの感謝、土地のつながりへの祈り、などを告げてから
本殿で
「うちのパンを美味しく食べて元気になってくれるお客さんにたくさん届けられますように。
うちでは、こんな風ないいパンを作る事ができますから、(具体的にできることを伝える)
これを売る事で 月にこれくらいのお金をください。
お金の豊かさをいただき、皆さんにもさらに美味しさという豊かさを分かち合います。
そのためにできる工夫もして行きますので、どうぞお智慧いただけますよう、よろしくお願いします。」
やっと、フィニッシュ!!!
長い。
祖霊社にお参りできる意識のある方は、土台がどれだけ商売にとって大切か知っているので、そう、祈りが長いんです。
どちらのパン屋さんで買いたくなりますか?
きっと、祖霊社さんに手を合わせるひとは、従業員のこともその家族のことも想うでしょう。そして、店の内装や、お客さんが買いやすい工夫や、店の周りの清潔さ、店のある土地の人たちとのコミュニケーションも大切にするでしょう。
売るものの、材料になる先の豊かさも願うでしょうし、ご先祖様も応援にしてたくさん助けてもらうでしょう。
こうなると、ほしい「願い」というよりも、このB店長という個の人を通して分かち合える幸せが何通りもできてくるので、パンがたくさん売れるということ、そのものすら「祈り」になるんです。
祖霊社 さんに手を合わせる事が
とても重要なわけ、が伝わったら嬉しいです。
巡禮記 のお詣りにもきてね!