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アカシックレコードと信仰

投稿日:2018年2月21日 更新日:

 

幾重にも重なった魂の記憶。それを アカシックレコードと云うそうです。

過去世のメモリーであるそれを読み解けば
自分の立っている座標軸が判り、
将来の道や ある程度の天命が解ると云います。

確かに過去世を辿る旅には、
同じ失敗をしないことや、分かれ道の選択基準の見直しなど、
より善き道を生きてゆくための知恵のメモリーであるから
それなりの意味があります。

しかし 家系を重んじ、先祖供養に信仰の原点を置く日本の場合は、
自己のメモリーだけでなく 先祖が辿ってきた記憶もそれに重なってきます。

徳を積んできた家系であれば、子孫に平穏が持たさされるし、
何をやっても上手く行くでしょう。

でも先祖が憂い(うれい)事を重ねておれば、
どんなに大人しくしていても、業(ごう)の深き暮らしとなってしまいます。

それら全てを読み取る事、わからなければ探る事。
知る事、知ろうとして想いをめぐらせる事。

無視せぬ事、判っているフリをせぬ事

それら全てが、自分の魂の記憶にも肉体をつないでくれたご先祖にも
供養になってゆく行動であると言えます。
宗教に属することではなくて、この行動のことを「信仰」といいます。

自己のアカシックレコードを読み解くだけでは、
どうにも成らなかった。上手く行かないようになった。

そんなときに 思い出してくだされば幸いです。

カコセを読んでもらっただけでは、あなたの時が止まってしまいますから。


 

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