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巡禮記 供養会 と 須磨寺先達

投稿日:2018年3月31日 更新日:

【供養】

「供養は自分の幸せを
みていただいて、共に喜ぶ事だよ」

 

供養っていうと
なんとなく
供養しないとご先祖様が
祟るかもしれないとか、バチがあたるんじゃとか
しなきゃいけないものだとか、
そういう不安や怖さ、

世間一般の不明確な習慣のままに
従っていることも多いと思います。

けれども
ひとの霊性というのは

こうあるべき、と決めつけたり
怖さで枠固められてしまったり
特別視したりするものでもなく
ごく自然に誰もに備わってる
自分そのものの拡がりとして、

もっとシンプルにそして
丁寧に、大事に扱われても
いいのではないかと思います。

「自分の幸せをみていただいて共に喜ぶこと。」
って、

誰もが負担なく恐れなく
うれしい生命の方向を向いています。

血のつながりに どういう力を見出して、
生きる応援として活かしていけるか
ということだと、私は感じています。

具体的にどう活かすのか
わからなくても、

ご先祖さまと一緒にお詣りする気持ちで
ご神仏に祈りに行くと、

祈り願ったことを一緒に聴いて
叶えようとして、共に喜ぼうと
ちからを貸してくださいます。
その応援は、
ときには、

ふ、と目につく 小さな石ころになったり
吹いてくる風になったり…

偶然を引き起こすあらゆる現象になって、
背中を押してくださるような気がしています。

本人が会うべき人のところへ
導いてくれたりします。

そうした中で体験を重ね、

生まれてきて嬉しい!
嬉しくてありがとう!が
勝手に底から湧いてくることが起きると、

自分そのものの拡がりのその先っぽの方にまで
その嬉しい!の波紋が起こり、
あたたかい光が巡り届いていく。

それが「供養」として
先祖代々、子孫代々にまで
魂全体を照らしてゆくのだとしたら、
ステキなことだと思うのです。

誰もが「応援」を持っているんですね。

 

その人、単体だけではなく
その人の後ろの応援も含めた全部を
その人として観るようになると、
どんな人も今を起点にした可能性の塊として
生きておられるのだなぁと感じます。

一生懸命やってみて
あとは、

ご神仏や、見えないよき流れにお任せできる、
その信頼こそが、
何よりの供養であり、祈りがつなぐ応援の力
なのかもしれません。

 

 

● 塔婆供養のとても深い意味 

あなたと、あなたのご先祖様や、普段ひとかたならぬお世話になっている
ご縁故の方、ご神仏さまを供養申し上げる
供養会(くようえ)を神戸の須磨寺で開催いたしています。

 


水塔婆供養(みずとうばくよう)です
(故人の名を塔婆に記して、清浄な水で清め、回向する供養です)

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「ご供養」というのは、今、元気で動いている(生きている)あなたを、
後ろでしっかりと支えてくださってる方々に見せて、
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・ありがとう!おかげで元気に過ごせてます。
・あなたの事を忘れたことはないよ。
・いつも忘れずに支えてくれてありがとう。
・いっしょに育ってくれてありがとうね。
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そう感謝できるあなたを表現すること。
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そして、
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・ここまできたよ、だからまたバックアップしてくださいね。
・次はこんなことをやりたいんだ。
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次の展望を果敢に語れるあなたを見せること。

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または、
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・やっぱりしんどいよ、助けてほしいよ~
・強がりばかり言ってるけど、やっぱり辛いんだよ。手伝ってほしい〜〜。
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そんな窮状を「素直」に訴えることであったりもします。

 

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なんかね、自分の山を登る時に
寄り添ってくださってる見に見えない方が、
いつも寄り添っていてくれることを忘れないようにすることが「供養」なのだ
って、
スピリチュアルに傾倒しない単純な事として解ってきますね。
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ですから、時折、それらの細かいあなたの動きや
見に見えない方々をぐるっと護ってくださってる
大きな大きな仏さまのところに行って、
全てをまるっと包んでくださいねって
「水塔婆供養」というのをするんです。
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そうやって、
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・頑張ってるあなた
・希望いっぱいのあなた
・多忙なあなた
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そうあればもちろん、
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・寂しいあなた
・やるせないあなた
・絶望的なあなた
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でも、それを偽らずに日常で見せてゆくんです。
水だからって、水に流すんではありませんよ。
偽りの部分だけを、そのご先祖様やご縁故の方といっしょに流してゆくんです。

そしたら、その方々が「そうか、解かった」って、
大きな仏さまに智慧を頂いて、動こうとなさるんです。
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つまり、あなたの応援団を作ることと同じなんだと思います。

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先達ができるのは、皆さまの「供養精進心」を
こんな記事のように説明申して、
ご参集いただきやすいご案内をすること。
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そして、塔婆供養の修業をしておられるご僧侶に皆さまから預けられた諸霊さまをおつなぎすることです。
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現場のご僧侶にも、
須佐厳さんほど水塔婆の意味をちゃんと説明できる先達さんは
いないですね~とご評価いただいております。

ぜひご一緒に供養会のお詣りをいたしましょう。

供養会での塔婆の書き方、方法などをご案内させていただきます。

須磨寺にはたくさんの仏様がおられます。

ご本尊の聖観音様をはじめ、
厄除け大師様、愛染明王さま、お不動様、延命地蔵様、弁財天様、摩利支天さま、役小角さまの

先達をさせていただきます。

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先達:須佐厳・松本育子
導師:神戸市の須磨寺のご僧侶たち

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ご質問お問い合わせ、ございましたら
巡禮記ホームページの「お問い合わせ」からどうぞ!
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皆さまのご参加、
心よりお待ち申し上げております。

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