叶えてもらった小さなこと
大難を小難に変えてもらっていること
今日も護られていること
今日、楽しく生きられたこと
今月なんとか乗り越えてきたこと。
お詣りしている身近な神仏のところへ
お礼参りにいこう。
悲しいことがあったとき
苦しいことがあったとき
ダメダメなときに手を合わせて
お願いしたことがあったなら
その時を超えていま、今日も
再び手を合わせられるくらいに
やっぱり生きて自分を体験できていること
思うように行かないことも
思った通りにうまくいったことも
そのすべてを体験できる自分は
やっぱり大事に愛されてること
ときどき、お礼参りに行こう。
小さな願い、小さな祈りを重ねて
小さなお礼、小さな喜びを伝えに行こう。
小さな神仏との祈りの関係の積み重ねは
やがて大きな「何が起きても大丈夫」を
生み出してくれる。
身近なご神仏に祈るのは、
小さな、小さな幸せからでいい。
ご神仏に叶えてもらったお礼を伝えるのは
小さな、小さな、ことでいい。
がんばったことだけじゃなくて
形になったことだけじゃなくて
心の破片を拾い集めて許せたことや
美味しいごはんが食べられたことも
嬉しいことは一つずつ必ず
叶えられたことなのだから。
神仏にありがとう、を言えるとき、
それは自分自身にもありがとうを伝えている
ことになるのだから、
どんな小さな自分も愛していける。
その恩恵がきっと
ご神仏そのものなんだと思う。
記:松本育子
