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巡禮記ツアー 飛鳥 リフレイン

投稿日:2018年4月6日 更新日:

ちょっと長めの記事になります

いつもツアーや遠足にご参加くださり、ありがたく存じます。
飛鳥への旅を回想してこの記事を書いています。
巡禮記がどこにご案内するときよりも、皆様にお伝えしたいことが多い旅です。

これまでに国内で先達をさせていただいたのは、奈良時代(710~)以降の聖地がほとんどですが、
この飛鳥の旅ではそれよりも50年くらい前。人々が国を作り、文化的な生活を構築していった時代のご案内となりました。

現代、バーチャルな物事がとても多くて、
一旦それに陥りますと、なかなか抜け出せないですよね。
人によってはそのまま一生を終えてしまうことも、これから先、とても多くなると思います。

バーチャルなものって何かといいますと、枚挙にいとまがありませんが
自分の働きよりも先に現金を用意してくれるシステム(お金のバーチャル)や、
意図的に働かなくても、生きて行けるシステム(人としてのバーチャル)。
相手のいないセックスや恋愛をビジュアルに提供してくれるシステム。(性のバーチャル)
そして、架空のものを信奉させて心の救いのようなものを与える産業(信仰のバーチャル)などかもしれません。

いずれにしてもバーチャルは花をつけても、実を結ぶことは少なく、
追いかければ追いかけるほど、つまり晩年になればなるほど行き詰まってゆくシステムです。

さて、飛鳥時代(592~710)ってのは、
この日本という国が、国らしく、生き生きとリアルに作られていった時代です。
このリアルな国づくりが無ければ、日本という独立国家は存在しなかったでしょうね。

あまり詳しく書いてしまいますと歴史の授業みたくなりますので
5行だけ書かせてください。

・大化の改新によって、利権というものが抑えられた。
・令制が施行され、国家としてのかたちができた。
・戸籍ができた。
・仏教、神道の体系ができて、両方とも重んじられた。
・唐との国交を復活させた。

この国づくりをですね・・・・
天智天皇、天武天皇、持統天皇の三代、たった40年余りでかたちにしたんですよ。
ものすごいリアルよね。

これを経て、平城京へ遷都(奈良時代)できたことになりますので、
巡禮記としましても、根本(ねもと)の先達ができる旅になります。

ツアーでは、実際に天武・持統天皇に謁見しますし、
善政を支えた皇子、それから政治家である中臣(藤原)鎌足・不比等さま親子にも逢いに行きます。

善政と書きましたが、そりゃあ昔のことでそれが書き残さされているわけではないのですが、明らかな物証が数多く存在してますので、そんな場所にもご案内します。

それと、飛鳥はシルクロードの終着点、つまり折り返し地点ということも
とても大きな意義があります。
つまり、私たちの文化の龍脈なんです。

推古天皇、聖徳太子という、文化を築き上げるのを助けた、
私たちの根源にあるこの龍をしっかりと宿して、
バーチャルな事象に右往左往しない人生を送っていただきたいと思います。

そんな数々の意味合いを鑑みて、
この時代を、皆さんを、ご一族とともに先達させていただくことに大きな意義を感じるのです。

この旅で、これからの皆さんの生きざまを進言してみてください。
あるいは、うまくゆかなかったことを持ってきてください。

返答はその時にすぐに返ってくる人もいるでしょうが、
後に人をして、ものをして、回答が必ず返ってきます。

巡禮記ツアー「飛鳥」またきっと開催させていただきます

どうか楽しみにしておいてくださいね。

 

お宿の確保をして、お申し込みください。


★巡禮記ツアー 古代奈良・飛鳥のお申し込みは
http://susagen.ciao.jp/junreiki.com/04/06/4613

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