地蔵菩薩様は
お釈迦様がお亡くなりになられてから
56億7千万年後に弥勒菩薩様が現れる
までのあいだ、六道（地獄、餓鬼、畜生、
修羅、人、天）の世界を巡りながら
苦しむ人々を導くお役目をされています。
地蔵、は［大地の蔵する力］を
象徴しているそう。
だからこそ、
私たちの暮らしの目線からの願い祈りに
寄り添ってくださる
一番身近な仏様なのですね(^-^)
昔から、私たち日本人には、
〜さん、とさん付けで気軽に、
神仏や見えない力、存在を呼び、
そばに感じてたのでしょう。
おじぞうさん
八幡さん
神さん
お不動さん
えべっさん
おしょらいさん（精霊のこと）
ご先祖さん
みずがみさん
大仏さん
お稲荷さん
それだけではなく、
お米の神さん
トイレの神さん
山の神さん
などなど。暮らしの八百万に〇〇の神さん
とつけて大切に扱う習慣も。
それだけ信仰がシンプルで、
朝起きるように、夜眠るように
あったのでしょう。
お地蔵さまに、わたしは暮らしのとても
細やかなこともお願いしています。
やはり、主に護りを願うことが多いけれど
本当にいろんなことを手を合わせて
近所のお地蔵さまにお話しします。
ご先祖さまに聞いて動いて欲しいことも
お地蔵さまの前で伝えます。
例えば
今日は〇〇に行きますので、
私も参加者さんも皆の道中お護りください。
今日も家族が元気で守られますように。
（子どもが迷子になったときに）
すぐに見つかるように手伝ってください。
（↑本当にすぐ見つけてくださいます）
（夢見が悪いときなど）部屋の中にきて
不要なものを連れて行ってください。
〇〇さんのお腹の具合が早く良くなりますようにお助けください。
いま、実はこんなことで迷っています。
自分でしっかり道を選べるようにお知恵をお貸しください。
などなど。。。
世話の焼けるやつですが、お地蔵さまに
手を合わせない日はなく、それは
【めちゃめちゃ叶えてもらっている！】を
とても実感しているからです。
［大地の蔵する力］の象徴といわれる通り、
人が暮らしの中でしっかりと地に足をつけ、
心と体を素直に開いて天の助けを得ながら
その日、その日を祈ったように生きる、
その手伝いを、一番身近な仏様として
動いてくださいます。
他の仏様は動かれないけれど
（人が会いに行きます）、
地蔵様はコンマ数秒で動いてくださるとか。
さらに願い叶いやすくなっていく
【地蔵様ネットワーク】についても、
また書きますね！！
身近なお地蔵さまに手を合わせて、
今日は何を 祈りますか？
記:松本育子
