ブログ 巡礼のおはなし

不動明王さまと向き合ってみたいと思う自分を許せるか

投稿日:2019年1月30日 更新日:

 

自分にとって意にそぐわぬ間違いを犯した相手。
祟ってやりたいくらいの 怒りの対象になる相手がいるとします。

相手をどう攻めて 懲らしめてやるか、
どういう手を使って震撼させてやろうか。
またそれに関わりのある仲間も どのように苦しめてやろうか。
陥し入れてやろうか。

これ実は 悪霊と呼ばれる魂がなせる業で、
取り憑かれますと その執念と嫉妬の炎ですべてが滞ってしまいます。

「霊に善悪はない」といつも言ってる一人さんが変なこと言ってる?!
そんな声がきこえてきそうですが、
個人がその善悪の上に立って、自分にも相手にも悪を決め込んでいる状態ですから、
この場合はあきらかな「悪霊」になっちゃいますよね。

また、「憑かれる」といいましたが、
実際はすべての肉体に宿っている「夜叉」という存在が顕在化したものかもしれませんね。

さて、
人間は 「肉体」と、「心」と、「魂」でできています。
その身と心が 一旦この悪霊になる道を歩みだしますと、なかなか元通りには戻りがたく、
いつしかその魂自身も その猛烈な怒りの炎の中で、のた打ち回り、
例えば肉体がなくなったとしても永遠にもだえ苦しみます。

一般的に生きているうちに考えられる
許す とか 許さない ではなく、
ましてや ガマンするとか しないとかでもなく、

その魂の部分が悪霊化してしまってるか
そうじゃないかってことかもしれませんね

これってもはや、不可抗力かもしれませんが~、

その違いで ふつうに時間を費やすことの
ほとんどの力の大きさと 向きが決まってきます。または変わってくるんだから
どうしようもないよね。

力と向きを表しますからベクトルと言うやつでしょうか?
つまりは活きている人であれば、その生き方になりますし、
肉体がない状態でしたら、それが憑依することによって与える影響力ということになります。

ここで話は変わりますが、お不動様に結び付けましょう。

大日大聖不動明王様は自らの火炎で
その醜悪な魂が放つ炎をも燃やし尽くします。

不動明王様と向き合っての問答は、
自分の「今」の魂の状態をひとつひとつ引き出しながら、
打ち明けて、諭してゆき、完全燃焼させる一対一の話し合い。

憤怒されているご尊顔は それはそれは激しいようですが、
「今」の、治めの着かぬ、あなたの魂の「激情」を嘆いておられるご表情と視て下さい。

時間をかけて問答しながらお付き合いをいただきますと、
つまりは冷静になります。
嘘をつかずに、自分を偽らずに生きてゆくにはどうすればよいのか?
何を絶ち 何を結ぶのか?
このように厳かに行われます。

誰しも 許されぬことをしてますし、許せぬ相手がいますから。

だから まず お不動様に向き合って
問答したい!って思う自分を許せるようにしましょうよ。

よく考えると 人を許すとか許さないとかは
それはそれは おこがましい事。
とんでもなく おごり高ぶったことではないでしょうか。

自分が仏に向き合うことをを許す。そいつが はじめにやらなきゃならないこと。
そうすれば、あなたの魂からも、その周りの霊からも、
「悪霊」は抜けてゆきますから。


 

★巡礼のお話あれこれ
https://jyunreiki.com/?cat=28

-ブログ, 巡礼のおはなし
-,

執筆者:

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。