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気が向いて参拝しようと思った、
お寺や神社へのお参りに関して～
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ああしなければいけない、
こうしなければいけない、
それは正解、まちがい、
順番がちがう、
そんなことってあるの？
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いいえ、決して ございません。
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あなたがおもうままに
思いのように
お参りくださればいいと思います。
5列に並ぶ必要もなく、その外側で礼拝しても構いません。
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あなたが最敬礼をした渾身の参拝の方法に
ケチをつけられたら、
せっかく神様や仏様を訪ねたことが
無意味になってしまいますでしょ？
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お参りしたい！
その気持ちを大切になさって
ご神仏に、ありのままをお伝えできれば
それでいいんです。
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巡禮記の遠足では
わかりやすいように先達が説明してますが、
それも、ちゃんとあなたが、あなたの祈りをしていただくように
ご案内してるだけです。
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そして何よりホンネでお参りするから
楽しいし、その結果がすぐに出てくるんです。
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そしてご参加された方はご存知ですが、
巡禮記の先達は特別な作法を、させたり、教えたことがありません。
ああしなければ、神様に伝わらない。
こうしなければ、仏さまが聴いてくれない。
もしそんな言葉を誰かに言われたら、
はいはい、ふむふむ、なるほど～と、
聞くフリだけをしていただければいいと思います。
（さえぎらないで、言わせてあげるのも人徳ですから・・・）
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だって、それに心奪われてたら
本当に言いたいことが 曇るもんね。
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神様やほとけさまと、あなたとのおつきあいに、
水を差されないようにしましょうね。
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信仰てのは、ものすごい自由で赤裸々なものです。
ちゃんとあなたの想いがまっすぐに出せるように
自分でそんな自分の想い以外の祓いができるようになればいいですね。
そして、もし、どうしても作法を作りたいのであれば、
人に決めてもらわずに、
ご自分の意志で、4回拝礼するとか、
お百度を踏むとか、100日休まずに祈願に来るとか、
どのお経、祝詞を何回納めるとか、
祈願の内容に則して、ご神仏の前で決定してそれを満願してください。
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そうしたら、自分の想いをご神仏さまにも、
そして
誰にでも伝えられるようになるものです。
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それが神仏を訪ねるという、
人がする、とても自然な行為ではないでしょうか？
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田中一人
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ちなみに巡禮記の先達は、伊勢神宮の内宮を先に参拝することもありますし、
出雲大社でも４拍手しません。神様が定められた作法ではないからです。
また、大きな神社に行っても、本殿にお参りしないこともありますよ～
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