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ご質問シリーズ【お参りするときにお線香をお供えするのはなぜ?】

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【巡禮記先達に質問ですシリーズ】
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巡禮記の参加者さんから
ご質問をいただきましたので
お答えしていくシリーズです。
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《お地蔵様や仏様にお線香をお供えするのはなぜ?》
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●線香を供える  について
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ご仏前やお墓まいり、仏様へのお参りのとき
ろうそくやお線香をお供えます。
火をつけたら手で仰いで炎を消します。
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宗派によって本数がちがったり、
浄土真宗などのように線香を立てずに
適当な長さに折って点火して
香炉に寝かせるように置くスタイルもあります。
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お線香をお供えするのは、
線香の煙と共に漂う香りによって
その場や人を浄化(邪気を祓い清める)して
祈りの場を整え護るためです。
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「あの人は不穏な匂いがする」とか
「危険な香りがする」とか言う表現が
あるように、人は匂いでその人の醸し出す
行いや佇まいを言い表したりもしますよね。
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お線香に火をつけて供えるその香りによって
お参りする人のあらゆる「匂い」を浄化して
意図を無邪気に戻し、清らかな素直な心身で
祈る、という意味もあるそうです。
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清らかな素直な心身、というとなにか
ハードル高そうに感じますが
お線香の香りが落ち着く人も多いですし、
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ろうそくの火とともにお線香をあげることで
視覚的にも、嗅覚的にも、五感を通して
 .
人が供養や願いを祈ることにすっと入りやすい
落ち着いた心身の状態を作りやすいのだ、
と捉えてもいいと思います。
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一度お線香に火をつけると、ずっと
燃え尽きるまで、その場いっぱいに香りを
行き渡らせてくれるので、
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どんな人にも智慧が届く仏様の大慈大悲の
様子を表しているとも言います。
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仏教では精進の徳の意味があったり、
亡くなられたご先祖さまのごはん、力になると
される香食(こうじき)の意味があったり
供養的な要素が強いです。
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線香の煙は、初めは見えているけれど
次第に空気に溶けてゆき、
姿を消してしまいます。
有から、無へ。の世界観です。
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けれども同時に漂う線香の香りは
煙が見えなくなっても残り、自然な感覚で
感じることができます。
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人は五感で感じるものははっきりと
「ある」と認識できるので、
無いけれども、有る。の世界観です。
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それは般若心経にもある
色即是空、空即是色の境目を
表すもののようでいて
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異世界へのくっきりした線引きではなく、
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とても優しくグラデーションを作りながら
どちらもを「間合い」で馴染ませてゆく
日本らしい感覚にしっくりきます。
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日本で名前のついた色彩はものすごく多くて
グラデーションの色合いにも名前をつけて
その移りゆくさまを大事にする文化です。
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時の移り変わりにも
黄昏時とか、あけぼのとか、感覚的に
表した言葉がありますし
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のれんの文化も障子も竹垣などの、
境目をゆるく周りと和合させる
空気感もそうです。
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あ、うん、の形相対比で祓い清める
仁王さまや狛犬が神社仏閣にありますが、
その両極の「あいだ」通って参拝し祈る
祈りのスタイルもそうですね。
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線香の香は、そんな間合いの感覚にも
溶け込んだ、祈りの場にしっくりくる
お清めのお供えとして、
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また供養の気持ちや祈りを届けてくれる
道しるべとして愛されてきたのでしょう。
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巡禮記の遠足でもよく、
仏様やお地蔵さまに
お線香をお供えしますが、
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実際に
ろうそくの火とともに、心落ち着かせて
くれますし、好きな香りの線香はとくに
心身だけでなく 場がすっきりしてきて
祈りを届けてくれるような感覚があります。
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お供えの線香は、好きな優しい香りのものを
選んでみるのも楽しいですね!
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巡禮記   松本育子
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