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文殊さまって
この世を より善き世にしてゆこうと、
万物の霊長である人類を開運させながら
動けるようにお働きくださってます。
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そのお働きを知ってる人が
文殊さまを訪ねて
お知恵をお貸しくださいませと すがります。
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でも文殊さまは
その人の全く経験ない、どこかの新しい知識を
ミラクルのように下さるのではなくて、
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その人のその時までの経験から得た
自前の知恵や工夫を引き出すように
ヒントをくださるだけなんです。
その人に知恵がないのではなくて、忘れてるだけだから。
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たとえば、センセーショナルに新しい方便(リクツ)を押し付ける人ではなくて、
静かに当たり前にその人の指針になる、
よく動いている人とのご縁を結ぼうと試みられます。
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仏が結ぶご縁は
あっけないくらいに自然体で、
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これが文殊さまの智慧と言われるものです。


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知恵知恵リクツで頭でっかちにさせずに
よくよく動ける道をつけようとなさる
文殊さまの智慧、
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人に幸せになる方法を説いてゆく人は、
文殊さまと、そのお働きを訪ねてほしいものです。
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巡禮記先達
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