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【鎮守の杜】

投稿日:2018年1月16日 更新日:

【鎮守の杜】

神社やお寺や聖地と共にある
自然豊かな鎮守の森は
いのちのゆりかごとしてそこにあり

生きてることを大事にする、
生きてることを大事にされる
という原点を思い出させてくれる。

 

森で心静かに深呼吸して
耳を研ぎ澄まして風や鳥の声を聴き、
過去未来を含むすべての
タイムラインが
今に調和する瞬間を待ってみる。

自ら抱えた《とき》を解き放ち、
下手くそだったかもしれない
父の愛 母の愛を感じてみる。

祖父母の愛を、曾祖父母の愛を、
先祖代々の存在のつなぎを感じてみる。

 

 

2年後の自分、5年後、10年後の自分
20年後の自分からの励ましと
エールを感じてみる。

 

この大地や空気に包まれるのを
足の裏から感じてみる。

 

何一つ、誰一人
ここに重なることはできない
自分の質量を感じてみる。

 

地球が我を抱く重力を感じてみる。

 

魂の巡りを旅してきた自分の肌は
想像以上にたくさんのことを
ちゃんと今に捉えているはずだ。

人も、ものも、なんだって、
いのちの温まるところにいたい。

大事にしてくれるところで
輝きたい。

大事にし合える人と寄り添いたい。
大事にできるもので生を満たしたい。

 

ならば、
心にある消えない想いや
苦しい気持ち、人に言えない葛藤も
答えなんか出せない迷宮も、

 

何も焦らなくていいから

何にも焦らなくていいから、

 

切望する願いに変えて
足元から頭のてっぺんまで
ぜんぶお任せして祈ってみればいい。

 

祈る言葉が見つからないなら
思い出してくるまで ゆっくりと
そうやってその森でただ
肌の捉えるものを
ぼんやり眺めているだけでもいい。

 

 

あっという間の一生の虫も
悠久を感じる樹齢の大木も
そして自分も
同じ空間に同時に生きて調和してる
その呼吸のポリリズムに
耳を澄ませるだけでもいい。

祈りの森の大きさ優しさを
そんな風に
知っているものは幸せだ。

そこで、
誰にも重なれない自分が
生きてることを心から大事に思えたら
もっと、幸せだ。

 

どんなにわからなくなっても、
大事な生だからここにいる。

 

一番小さな単位の幸せはいつも
静かなところから湧き出していく。

ほんのわずかなその幸せだけでも
どう生きるかを選択できる力になるから。

 

大丈夫、祈りはは叶う。
叶うように生きていけるし
生きていきたいように祈ることができる。

鎮守の森は
いのちのゆりかごとしてそこにあり
訪れて肌を開く者たちに
そっと思い出させてくれる。

 

あなたの生を
うんと大事にして生きたらいいよ
うんと大事にされて生きていいんだよ


そのように祈り 選択していけること
そのように歩き 扱っていけること

どうか、忘れないでいて と。

 

記: 巡禮記  松本育子

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