ブログ 巡礼のおはなし

「わからないんです 」も大切な祈りです。

投稿日:2018年10月13日 更新日:

 

お参り前の参加者さんとのやりとりの一コマです。

「迷っています」「わからないんです」

だから、素直に智慧を願うことも大切な

人生の中の祈りだと思います。

 

特に好きな神様や仏様のところでは

自分自身の罪悪感や許せなかったあれこれや

悲しかった寂しかった辛かったあれこれも、

ゆっくり手を合わせて神仏に 智慧を願い、

素直になって心のスペースを作れたりします。

 

「わからない」のは心のスペースが

わからないという雲で埋まっているから、

だけで、

生きていたらとても自然な現象のひとつ。

 

神仏は心素直に嘘なく祈る人に、

その雲をふーっと優しく吹いて

「あなたがどうしたいのか、

どんな智慧が必要なのか話してごらん」と、

あなたという存在をしっかり

受け入れてくださいます。

 

この国が信仰宗派の争いがほぼなく、

一つの信教に統一されず自由なのは

先人たちの遺してくれた恩恵です。

 

ありとあらゆる八百万の神様がいて、

太陽や星の自然信仰があり

神様も仏様も稲荷も天使もマリア様も

ほかのいろんな人神様もいて、

「人がどんなときも素直に神仏に手を合わせる」

そのことが大丈夫、であるということ。

 

色んな【恐れ】を引っ張り出してはそれを

大丈夫じゃなくする人たちや制限する動きも

あるけれど、

 

巡禮記では、

祈りを揃えない。

祈ることはターゲットを定めることじゃない。

焦らず、決めつけず、型にはまらずとも、

あなたの、嘘のない今をただそのまま

欲から願いに、願いから祈りに錬成して

いこうね、ということをお伝えします。

 

「わからない」でも大丈夫。

それも大切な、大切なあなたの今だから

「わからない」にちゃんと寄り添って

ごまかさない祈りをしに行きましょう。

 

 

巡禮記  先達

 

 

 

 

 

 

 

 

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