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先達がご神仏の前で、いの一番にすること

投稿日:2018年10月14日 更新日:

巡禮記遠足やツアーにご参加いただいたらわかるのですが、

先達である僕たちは、皆さんに先ん出て、
ご神仏の前でお経や真言を唱えたり
祝詞をむにゃむにゃ奏上してますが、

これって何やってんでしょうね?
われ先に飛び出て
とんがってカッコつけてるんじゃないんですよ。

実はこんなことを申し上げてます。


 

今般、ご縁あるこの方々と、
ご先祖、ご縁故の諸々霊さまを同会いただき、
あなた(ご神仏のこと)の前にてご紹介させていただく先達行にあたり、
申し上げることがございます。

まず、この先達はあなたと、ご眷属様のことをよく存じております。
あなたがここに坐ってあられる由、永年にわたるご修業のご様子、
ご眷属様のご活躍は、

この方々に前もって説明をいたしております。

この方々は、あなたの前で、
微塵の偽りを申すことも無いように
それぞれの身の上、欲を吐き出すように申し伝えてありますので、

どうか、得体のしれぬ、物言い(雑霊のことです)、物売り(ごろつき龍のことです)
をお祓いいただき、

それら、無礼千万は承知の上ですが、
よくよくお聞き入れ賜り、
適切な扶助、お済渡を賜りたく、
かようにご本地仏の真言を唱え、お願いを奉るものでございます。

 


 

と、皆さんの祈願に先駆けてのご挨拶を申し上げてるんです。

巡禮記の先達が、神社の玄関おられる隋神さま、お寺の入り口の地蔵さまや、
金剛力士様にまでも、むにゃむにゃやってたり、

神社の神様や龍神さまにもご真言を唱えてる場合があるのは、
これが理由なんですといえば、
はは~ん!と解っていただけると思います。

それが先達の仕事で、皆さんの祈願を代理でお願いしたり~
(そんな偉そうなことはしません)ということはありませんので、
ご参加くださった方にできるのは、
思う存分、嘘つかないで、しっかりと祈願してくださることです。

でないと、祈願は間違ったほうに動いてゆきますからね~

ちなみに、自分で足を運んで行うのを「祈願」といいます。
誰かに代行してもらったものは、正確にほぼ伝わることはありません。
まだFAXのほうがましです。

誰かに頼んでやってもらった浄霊や除霊のまねごとは
その時から、その誰かが早死にした後も
すべての責任があなたに残ります。

また遠足一緒に行こうね!

 

巡禮記 先達

 

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