参拝する神社の本殿でお参りする
祈りの前後には、
摂社末社の「祖霊社」など
土地の神様が祀られているところで
きちんとご挨拶をするといいですよね。
.
.
地方の大きな神社さんにいく前には
自分の住む土地の氏神さまにも
ご挨拶してから行くといいですね!
.
巡禮記では、こんな風によくお伝えしています。
.
その土地の神様を支えてこられた方々や
土地の神様との結びつきに手を合わせる
ということは、
自分のご縁の隅にまで
手を合わせるのと同じです。
.
.
例えば、飴を作って売る商売をしていて、
その商売繁昌を願うなら、
自分の商売がうまくいくことだけが
祈りになるのではなくて、同時に
.
.
飴の材料を作る人、
袋の工場の人々や、
パッケージをデザインする人、
その家族や、材料があることの恵み、
それが滞りなく営まれていくための
国土や土地の安定、
.
など、小さなご縁の積み重ねで
この祈りが出来ることの労いや感謝を
神様のまえで出来るということです。
.
.
その姿勢は神様にも伝わりますし、
必ず自分の癖として、
一攫千金、1発もの、ではなく
継続して柔軟に三方よしに
「生み出していく」
「創り出していく」面白さをもって
事業や仕事ができるようになります。
.
.
潜在意識として普段隠れているものや
見えないけれども影響しているところに、
無限の可能性があり、無限の支えがあり、
自分の祈りの力で開く”意識のとびら”が
あります。
.
.
お互いに開き合う時の相乗効果は
すごいから、それを無意識にでもやりあえる
仲間やパートナーと一緒に進められることは
とても幸せですよね。
.
.
巡禮記のお参り先達では、
そんなふうに
自分の幸せ、自分の喜び、仕事の充実を祈り
そうあるように動いてみること、
やってみることで、
.
.
自然と、循環する先に
お互いの可能性の意識の扉を
開いてしまうような、
身近な積み重ねのお参りを
大切にしています。
.
.
そこにフォーカスしてゆく第一歩として
祖霊社や氏神さまなど
住む土地の神様に手を合わせる習慣は
無理なくその流れに乗せてくれると
実感しています。
.
巡禮記 松本育子
.
.