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家系の龍のこと・田中の場合

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うちの総祖先は
出雲の神々を「田中の大神」として飛鳥時代に祀り始め、
(現、京都市の田中神社)
平安時代には京都市北部に隣り合わせに居住していた加茂一族(上・下加茂神社)と協力して、この国の神事を護ってきた田中一族です。

渡来民族である秦氏とも奈良時代から協力体制を持っていて、
大陸の民族と混血しながら、伝来した農耕や建築などの技術を日本風に改良して遺して行った一族でもあります。

その後、中世では赤穂の浅野内匠頭の小姓として農耕、醤油づくり、製塩に携わり、
仇討ち(赤穂浪士)から助命されて商人に下って、幕府の直轄地となった以降のその産業を護り、明治に神戸に出てきて、日本の「運送業」の礎を築いています。

浄土宗大本山・知恩院の参道石垣、石畳はすべて戦前、田中が寄贈したものと伝わっています。

そして今、

・巡礼をなりわいとする先達をさせていただいていることも、

・海外のイイものをさらに加工して独自の作品を作ることも、

これ全て「家系の龍」であることを巡礼を重ねながら体感させていただいています。
それがゆえに不眠不休くらいの厳しい面もあるのですが、
「止まるな!進め! 動即道だ」に従うと、とても気持ちがいいです。

家系の龍というのは
誰かに与えてもらったり、見つけてもらってたりする
ニセモノ(あと乗せの憑依霊)ではありません。

そんな誘導や、創作や、想いこませ、憑依(邪魔)をしっかり祓って縁を切り、
神仏に対する信仰や供養が、「その人の家系にとっての正常」に戻った後に判るようになってます。

あなた自身しかわからない、まさにあなたの生きざまに隣接している流れそのものなんです。

もちろん先達が、あなたの家系の龍は~~なんて
口を開くこともありません。
知覚の仕方と、お祀りの仕方、お付き合いの方法を申し上げるだけです。

あなたが あなたの家系の龍を見つけて「知覚」し、
その龍と共に成長してゆくことを
日々の巡礼をご一緒しながらお伝えできればと思っています。

田中一人

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